意外と知らない、セミナーの”主催・共催・協賛・後援”、何が違う?

公開日:2019.11.28

 

セミナーにおいて主催や共催、協賛や後援など企業がどのように関わって開催されているかご存知でしょうか。主催はわかるけど他の3つは違いがよくわからない…という方もいるかもしれません。

セミナー開催まで企画や準備を円滑に進めるためにも、この4つの単語は押さえておきたいものです。
そこで、この記事では「主催・共催・協賛・後援」が何を指すのか、わかりやすく解説します。

 

1.主催とは

セミナー開催における「主催」もとい「主催者」という立ち位置についてまずは理解していきましょう。

簡単にいうと、「主催」=「セミナーの中心となって企画運営を行っている人・企業・団体」のことです。何かあったときに責任を負うことになるのも主催者となります。セミナー開催中に設備が崩れ不慮の事故が起き、来場者にけが人が発生した、というとき責任を負うのは主催者となるわけです。

主催と似た言葉で「主管」と表記されていることもありますが、これは正確にいうと主催とは別。

主管についてはあとの「6.番外編:主管とは」で詳しく解説するので参照してください。

 

2.共催とは

1つのセミナーに対して主催者が複数になる場合、主催ではなく「共催」と表記します。

時折、共催と記載すべきところに「主催」となる存在を並行させて複数記載されていることがありますが、正しくは「共催」と記します。

呼び名は違いますが、存在は主催と同義になるため、主催同様に責任を負う立場となります。共催となった場合、セミナーの企画・運営の段階から決定権を持つことも主催と変わりありません。

一企業・一団体だけで主催するよりも負担が軽減される、というのが共催するメリットでしょう。

 

 

3.協賛とは

セミナー開催における協賛は、主催や共催する立場に資金や物品などでの援助を行う「スポンサー」に当たる企業や団体を指します。主催・共催とは全く異なる母体となるため、セミナー開催における責任を負う立場にはなりません。

例えばセミナー会場のドリンクコーナー等に設置するドリンクを、とある飲料メーカーに依頼して提供してもらう場合も「協賛」となります。

また、資金的に大きな支援を受ける協賛では「○×ドリンク 就活イベント」など、イベント名に冠として拝されることもあります。

 

ただ支援をするだけではメリットが無いように感じられてしまうかもしれませんが、もちろんメリットはあります。

  • 主催と違って費用負担が大きくならず、責任が発生しない
  • 宣伝やPRとなる看板などを設置することができる
  • セミナー中に自社商品のPRなどがおこなえる

協賛=スポンサーということでお金のイメージがついてしまうのを避けて「パートナー」と表記される場合もあります。

 

 

4.後援とは

協賛と似た印象を受ける「後援」とは何かというと、「セミナーの趣旨に賛同した公的な機関がイベントの信頼性を高めるために、名前を貸すこと」です。

他の3つの単語「主催・共催・共催」と違い、物資の支援も責任も決定権もありません。あるのはただ名前だけ、ですから特段のデメリットがあるものでもありません。セミナーの主催側から見た場合には、「公的な機関が賛同してくれる、意義のあるセミナーである」というイメージで集客することができるのでメリットになります。

後援として名を連ねてもらうためには、予算・企画内容など公的機関それぞれに定められた審査を通過する必要がある場合が多くあります。

 

 

5.番外編:主管とは

主管とは、「主導的な立場に立ち仕事を管理する」という意味の言葉です。セミナーにおいては、主催者に運営を委託されている管理会社のことを指し、セミナーの運営実務を行う主体者を「主管」と呼びます。

「2.主催とは」のところでも少し解説しましたが、主管は主催とは全く違った意味合いで用いられる表現です。

仕事などで主管、とすると「主導的な立場になって仕事を管理する立場」であることを指します。
セミナー開催における主管とは、「主催者に委託されセミナー運営を担う管理会社やイベント代行企業」を指します。

要は、「主催に代わってセミナーの運営を行う」ので、主管をおくことで主催側にセミナー運営のノウハウや実績がなくても、円滑にセミナーを開催することができるメリットが生まれるということです。

 

 

5-1.良い主管を選ぶためには

主催する立場でセミナーにマッチした主管を探そう、と思ったときにどのように探せばよいか悩ましい部分も多いでしょう。

イベント運営代行会社も、イベントならなんでも確実に円滑に進められるわけではありません。様々な業種があるように、イベント運営企業にも得手不得手があります。

以下の記事では、マッチングした主管(イベント運営代行会社)を探すためのコツを解説しています。
セミナー代行会社、依頼する際知っておくべき重要なポイントとは】

マッチしない主管を選んでしまってはせっかくの企画が台無し…なんていうことにもなりかねませんので一読してみてください。

 

 

6.主催者・共催者において重要!挨拶のコツ

主催者・共催者となった際に重要なのが、セミナー開催時の挨拶です。

セミナー開催において「挨拶でよい印象を与えること」は、そのままセミナーのイメージ向上、ひいては企業・団体のイメージUPにもつながります。

 

セミナーに訪れて最初に行われる催しであることも多いので、挨拶を成功させるコツは押さえておくのがおすすめです。

感謝の気持ちを伝える

セミナーの目的を伝える

 

感謝を伝えるからといって不要なまでにへりくだるということではありません。

例えば雨の日のセミナーになってしまったら「お足元の悪い中ご来場いただきありがとうございます」でもよいでしょう。もしかしたら主催者との円滑な関係のためにちょっと無理に予定を調整してきてくださっているケースもあるかもしれません。

感謝の気持ちを伝えることで、来場者のことも大切に考えてくれているのだ、ということを理解してもらえます。

 

また、ただ延々と挨拶をしていてもあまり意味がありません。簡単に「どのような趣旨で企画したセミナーなのか」「このセミナーに参加することでどんなメリットがあるか」など要点を解説しましょう。このポイントが抜けていると、何となくセミナーが始まり、なんとなく参加するだけであまり実りのないセミナーだった、という感想を持たれてしまうかもしれません。

わかりやすく最初に伝えておくことで、参加者に参加意識を明確にしてもらうということが2つ目のコツのポイントです。

 

 

7.セミナー準備に見ておきたい記事をご紹介

セミナーの企画をしていくうえで、チェックしておくべきポイントをまとめた過去記事を紹介いたします。

セミナー開催にかかる費用感、コストについてどのようなものがあるのか、講師へのオファーや日程調整などのポイントもわかりやすく解説しています。

またセミナー運営をサポートしてくれる代行業者を使ったアウトソーシングのすすめについてもメリット・デメリットをわかりやすく紹介した記事もおすすめです。

 

 

7-1.セミナー開催費用、本当は一体いくらかかる?コスト解説

こちらの記事を見ていただくことでわかるのは以下のようなポイントです。

  • セミナーを開催するためにすべきこととは何か
  • 日時決定にはどのような基準を設けたほうが良いか
  • 会場の選定について
  • 開催までに必要な業務とコストについて
  • 講師への支払いや懇親会などの費用はどの程度必要なのか
  • セミナー開催時のコストの節約術

 

開催にいたるまでの企画段階で必要な情報をしっかりとまとめた内容になっており、やるべきことを知ったうえで、どのくらいのコストがかかるのかを把握できます。

必要経費の節約術もあわせて解説しているので参考にしていただければ幸いです。

⇒【セミナー開催費用、本当は一体いくらかかる?コスト解説

 

 

7-2.セミナー事業もアウトソーシング化できる!事務局代行のメリット

こちらの記事をみていただくとわかるのは、セミナー開催当日の流れと発生する作業、作業を軽減するためのアウトソーシングについてです。

セミナーが大規模であればあるほど、企画・準備にはじまり当日の進行・業務にアフターフォローと多くの業務が発生します。なかには本業とは別にセミナー運営を任されたスタッフの方がかなり多くの負担を抱えてしまっていることも。

そのため、せっかく来場していただいた来場者の満足度を上げる、という本来重視すべきポイントがおろそかになってしまうこともあるのです。

当日の運営にかかわる全体的な流れを把握することで、運営を円滑に行うことができるアイディアが満載なので、セミナーの企画段階からお役に立てる内容です。

⇒【セミナー事業もアウトソーシング化できる!事務局代行のメリット

 

 

8.まとめ

セミナー開催にあたって知っておきたい「主催・共催・協賛・後援」の違いと「主管」について詳しく解説してきました。

ポイントを簡単に振り返っておきましょう。

  • 主催:セミナーの運営を行い、責任を負う立場
  • 共催:複数企業や団体・個人で主催する場合の表記法
  • 協賛:資金やものでセミナー運営をサポートする立場で責任は負わない立場
  • 後援:セミナーの信頼性を高めるために審査ののち名前を貸してくれる公的機関
  • 主管:主催から依頼をうけて主導的な立場でセミナー運営を行う業者・企業

 

また、セミナー開催をサポートしてくれる主管を選ぶ際に知っておくべきポイントは以下の記事でも紹介していますので合わせてご参考ください。
セミナー代行会社、依頼する際知っておくべき重要なポイントとは