周年記念事業のアイデアを出そう!イベント成功事例紹介

公開日:2018.12.07  更新日:2023.11.10

2018~2019年は“周年”ブームといわれており、多く企業が節目を迎えます。帝国データバンクによると、2018年に節目の年を迎える「周年記念企業」は、なんと全国で13万9359社にのぼり、そのうち1308社は100周年を迎えます。それに伴い、街中のポスターや企業ホームページで、記念メッセージや記念ロゴマークを見かける機会も増えていています。また、勤務先や経営する会社が節目を迎えるという方も多いのではないでしょうか。

周年記念事業といえば、セレモニー型から福利厚生型、PR事業型や社会貢献事業型など様々な種類がありますが、中でも、会社の節目を祝う「周年記念イベント」を行う企業もそれに伴い増加しています。周年記念イベントを行うことで、対外向けには自社のこれまでの歴史や今後のビジョンをアピールでき、社内的には会社の理念を共有するとともに日ごろの感謝の念を伝えることが可能だからです。

 

ですが、周年記念イベントとはどういったものなのか、何をすれば良いのか、どうすればより効果的なイベントになるのか分からない場合も多いでしょう。そこでこの記事では、周年記念イベントの効果最新の具体例について詳しくご紹介いたします。ぜひご参考にしてください。

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周年記念イベントとは

周年記念イベントとは、創業5年、10年、100年といったように会社の節目となる年を祝うために行われるイベントです。周年記念イベントは、大きく対外向け社内向けに分けられます。それぞれについて、イベントがもたらす効果を詳しくご紹介しましょう。

 

対外向け周年記念イベントの効果

対外向けの周年記念イベントを開催する目的は、お世話になっている取引先企業や外注先の方々へ、自社の持つ歴史や実績などを知ってもらうことです。自社を良く理解してもらうことで信頼を深め、より良いお付き合いへと繋げることができます。

また、店舗の場合は「開店10周年記念セール」といったように、お客様への感謝を伝えつつ、集客効果も得られる周年記念イベントを開催する場合もあります。

 

社内向け周年記念イベントの効果

社内向けの周年記念イベントを開催する目的は、日ごろ頑張ってくれている社員や職員への感謝を伝え、一緒に自社の歴史やビジョンへの理解を深めることです。自社を理解し、他の社員と交流を深めることで社内の一体感やモチベーションを高める効果が見込めます。

以上のように、周年記念イベントは自社の経営にとって大きな効果があります。

 

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周年記念イベントを効果的に行うためには準備が重要

周年記念イベントを効果的に行うためには準備がとても重要になります。周年イベントの内容が良かったとしても準備段階をおろそかにしてしまうと、かえって逆効果になってしまい、周年記念イベントが失敗に終わり意味のないものになってしまいます。

そのため、万全な準備を行い周年記念イベントを行うように心がけましょう。準備の内容としては以下の通りです。

1.目的を決定する
2.予算を決定する
3.目的に合う企画・アイデアを考える
4.告知を行う
5.周年イベント開催

それぞれ解説していきます。

 

目的を決定する

まずは、周年記念イベントを開催する目的を決めていきます。目的が明確の場合は周年記念イベントの効果を十分に発揮できるようになり、目的が曖昧の場合は周年記念イベントの効果が減少してしまったり、最悪の場合には効果がなくなってしまいます。

そのため、周年記念イベントを開催する目的を明確にし、効果を最大限発揮できるようにすることが重要です。また、目的を明確にするこの段階はとても重要ですので、時間を多めにとって置くことがおすすめになります。

 

予算を決定する

目的が決まったら周年記念イベントを開催するためにかかる費用を計算し、予算を決定していきます。予算は周年記念イベントの規模によって大きく変動し、万が一の場合のことも考えると必要な費用プラスアルファで決定することがおすすめです。

規模が大きくなる場合の例としては、周年記念イベントを開催する節目の年が大きくなればなるほど規模も大きくなる傾向にあります。そのため、50周年などの大きな節目の周年記念イベントを開催する際には、多くの費用がかかることをあらかじめ計算しておき、対応できるようにしておきましょう。

また、予算を少なく抑えたい場合には、人数をあらかじめ決めておくことや無駄な人件費をかけないためにイベント開催専門業者に依頼することがおすすめです。

 

目的に合う企画・アイデアを考える

周年記念イベントを開催する目的と予算が決まったら、その範囲内で行える企画・アイデアを考えます。目的を決定する段階同様に企画・アイデアを考えるこの項目は、周年記念イベントの効果に直結してくるところになるため慎重に時間をかけて行いましょう。

目的に合う企画・アイデアを考える中で予算が足りないとなった場合には、なぜ予算が足りなくなってしまったのかを一度考え、理由が見つかれば対応し、対応しても予算が足りないのなら予算を一度見直すようにしましょう。また、周年記念イベントで妥協したくはないという考えがあると思いますが、イベントの裏側などで妥協しても問題ないところはコストカットしていくことがおすすめです。

 

告知を行う

目的に合う企画・アイデアを考えたら周年記念イベント開催の告知を行います。告知は周年記念イベント開催の1カ月前には行っておくことがおすすめで、2~3カ月前に行うのがベストです。そのため、周年記念イベント開催の目的や予算の決定、企画・アイデアを考えるのは、周年記念イベント開催の半年前以上から始めておく必要があります。

また、周年記念イベント開催の告知は企業にかかわっている方に向けて行うことが多く、企業が大きければ大きいほど告知をする人数が増え、告知方法もSNSを利用や広告を利用などさまざまな方法で行うことが必要になります。このようなことから、告知を効率的に行うためにはどうすればよいのか考えることで多くの方に周年記念イベントに参加してもらえるのでとても重要です。

 

周年記念イベント開催

告知を行ったら周年記念イベント開催と行きたいところですが、その前にもう一つとても重要なことがあります。それは、周年記念イベント開催のリハーサルです。周年記念イベント開催の前に数回リハーサルを行い、問題点がないか確認し、問題点がある場合には対応して解決します。

リハーサルを行ったことで、問題点がなくなり周年記念イベント開催の効果を最大限に発揮できるため、必ずリハーサルを行うようにしましょう。

リハーサルを行い問題点がなくなったらいよいよ周年記念イベント開催です。周年記念イベント開催の際には、リハーサル通り行うことを意識することで問題なく、周年記念イベントを終えられます。また、周年記念イベント開催の準備が難しい場合には、イベント開催のプロの手を借りることがおすすめです。

 

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周年記念イベントにおすすめのコンテンツとは?

周年記念イベントは、仕事を頑張る社員たちを労い、取引先や顧客に感謝を伝えられる良い機会です。また、コミュニケーションを活性化させて、社内を活気づけたり、社外に向けてアピールしたりできる場でもあります。

このように、さまざまな意味がある場だからこそ、周年イベントで何を行うか、内容を考えることが重要になります。ここでは、周年記念イベントでおすすめのコンテンツをいくつか紹介します。

 

社員表彰式を行う

社員表彰式は、社員の仕事に対する充実感や満足度をアップにつながるコンテンツです。表彰された本人はもちろんですが、他の社員の向上心やモチベーションアップにもつながり、企業全体に良い刺激を与えてくれることでしょう。

賞の種類はさまざまで、一般的には「社長賞」「永年勤続表彰」「新人賞」「激励賞」などがあります。他にも、車を運転する機会が多いなら「安全運転賞」、仕事と子育ての両立を推進しているなら「パパ・ママ賞」、教育に力を入れているなら「メンター賞」といった、会社の特色を活かしたユニークな賞を作るのも良いでしょう。

表彰式では記念品として、トロフィーや盾、賞状などを渡すのが一般的です。また、仕事や日常生活で役立つアイテムを記念品として渡すのも、社員にとって有意義です。

 

社内コンテストの実施

社内コンテストは、社員のモチベーションを高めるとともにスキルアップを実現できるコンテンツです。社員たちが競い合うことで刺激になり、社内の空気を盛り上げ活性化しやすくなります。

コンテスト内容は自社の業務に合わせて考えるのがおすすめです。

例えば、接客業であれば「接客コンテスト」「レジ打ちコンテスト」、IT系なら「スピードプログラミングコンテスト」、物流系なら「セールスドライバー接客マナーコンテスト」などが考えられます。

 

ヒストリーコンテンツを製作する

周年ならではのコンテンツといえば、会社の歴史を振り返る「ヒストリー系コンテンツ」です。定番ではありますが、周年だからこそできるものであり、社員たちの会社への想いを強くしたり、絆を深めたりするのに役立ちます。

ヒストリー系コンテンツにはパネル写真を並べる「ヒストリーパネル」、会社の歴史を動画にまとめる「ヒストリームービー」などがあります。

 

新たなプロジェクトを発表する

社内で新たなプロジェクトが進行しているのであれば、周年記念をその発表の場にするのも良いでしょう。大企業の場合、多くの人が集まる周年イベントで発表すれば、社外に向けても大きなアピールになります。企業規模が小さくても、社員の結束を強めてモチベーションを高めるのに役立ちます。

また、前述のヒストリーコンテンツは過去の会社の歴史ですが、新プロジェクトの発表は新たな会社の歴史の幕開け、つまり未来を語るコンテンツでもあります。両者を組み合わせれば、より深みのある周年イベントとなることでしょう。

 

周年旅行を行う

周年旅行は、日ごろ頑張っている社員を労うことができるコンテンツです。普段とは違う環境で社員同士がコミュニケーションを取ることができるので結束を強めやすく、企業から社員へ感謝の気持ちを伝えるのに役立ちます。

旅行先の選び方は企業によってさまざまですが、例えば自社にゆかりの場所があるようならその近くにしてみてはいかがでしょうか。また、10周年などキリの良い周年では海外旅行など少し大掛かりにするのもよいでしょう。

 

著名なスペシャルゲストの招待

著名なゲストを招待すれば、エンタメ性が高まって周年イベントも盛り上がりやすくなります。

ゲストとして招待するのは、人気のタレントやお笑い芸人が一般的です。アーティストであれば、音楽を聴きながら食事や歓談を楽しめることでしょう。

企業の地元の有名人を呼ぶのも、盛り上がりやすいです。

 

ゲームコンテンツ

ゲームコンテンツとは、周年イベント出席者が参加できるビンゴなどのゲームを楽しむものです。簡単なゲームを通して、社員やその他出席者たちの交流を深められます。普段あまり話さない人同士、異なる部門・部署間、などのコミュニケーションを深めるタイミングにもなるでしょう。

ゲームコンテンツの内容は、「ビンゴ」「謎解き」などが一般的です。また企業の特色を活かしたゲームも面白いでしょう。例えば、製造業であれば「特殊部品の名称・役割クイズ」を行うと、製造部門と営業部門の垣根を超えて理解が深まるかもしれません。

 

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企業の周年記念事業イベント最新事例

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ここでは、企業の周年事業イベントの最新事例を、対外向けと社内向けに分けてご紹介いたします。

 

対外向け周年事業イベント事例

1. 貝印創業110周年記念イベント「KAI BEAUTY LESSON」

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総合刃物メーカーの貝印株式会社は、2018年に創業110周年を迎えました。それを記念して、「いい刃の日」である11月8日に、貝印初のポップストア「KAI」を二子玉川 蔦屋家電にてオープン。

営業初日には、「KAI BEAUTY LESSON」と題したビューティーセミナーを開催。人気ヘアメイクアップアーティストの小田切ヒロさんをゲストに迎え、2019年の最新トレンドメイクの発表やKAIビューティーアンバサダーを務める女優・モデルの内田理央さんとのトークショーが行われました。

貝印はメイクブラシなどのビューティーツールを展開しており、イベントでは、小田切ヒロさんがメイクにおけるツールの重要性を開設。内田理央さんも貝印のビューティーツールの良さを紹介していました。

この事例のポイントは、自社製品であるビューティーツールとイベントの内容を上手くマッチングさせていること。ターゲットである「メイク好きの女性」を引きつけ、上手に良さをアピールしています。

 

2.新潟開港150周年記念事業「Nii port」

2019年1月1日に開港150周年を迎える新潟港では、記念イベントを実施。7月14日の「オープニングセレモニー」と同時に、「海フェスタ新潟」と題したキックオフイベントが行われました。内容は、体験乗船や海を見ながら楽しめるグルメイベントや音楽イベント、航空自衛隊の飛行チーム・ブルーインパルスによる展示飛行などです。

また、NGT48メンバーが出演する「新潟開港150周年記念PRムービー」を製作。ムービーでは新潟港と深い関わりのある名所旧跡を紹介していて、楽しみながら新潟港の歴史を知ることができます。公式ホームページには、撮影地MAPも載っており、観光のきっかけにも一役買っています。

この事例のポイントは、グルメや音楽イベント、ブルーインパルスの展示飛行、NGTといった人気のあるものを取り扱うことで、普段フェリーに興味のない人にもアピールしている点です。イベントを楽しむことで、自然と海や船、新潟港への興味が湧くように企画されています。

 

社内向け周年事業イベント事例

1. ヌーベルグループ30周年記念イベント

2017年に創業30年を迎えたヌーベルグループカンパニーは、同年7月に熱海後楽園ホテルを貸し切り記念イベントを開催。グループ社員とその家族合わせて330名が参加しました。

「30年という歴史を感じてもらい、次のステージに向けての節目にすること」と「心から楽しんでもらうこと」というコンセプトを実現するため、旅行要素を取り入れた “非日常型周年イベント”という方針で行われました。

パーティーはもちろん、バスでの移動中も楽しめるようさまざまな企画を実施。イベントの担当者は「参加者からの反響が大きく現場の社員から代表まで、幅広いメンバーに喜んでもらえて嬉しかった」と述べています。

特に、思い出を参加者同士で共有できるノベルティや画像共有サービス「スマラポ!」には、多くの喜びの声がよせられました。リアルタイムで撮った写真を共有できるので、参加者同士で盛り上がるきっかけとなりました。

このイベントのポイントは、「とにかく参加者に楽しんで欲しい」とさまざまな配慮をしたことです。例えば、仕事の負担にならないよう告知のタイミングに気を配ったことも、その一つ。参加者目線に立った運営が成功の鍵です。

 

2.日本ゴア社員向けファミリーイベント「ファミリーデー」

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アメリカにゴアが創業して60周年。それを記念して、日本ゴア初の家族向けイベント「ファミリーデー」が行われました。イベントの目的は、ゴアの従業員を支え続けてきた家族への感謝を示すとともに、仕事環境や業務内容を知ってもらい、でゴアへの理解を深めてもらうことです。

イベントでは子ども向けプログラムとして、1日社員入社式やゴアの技術的な核となるePTFEという素材の機能を体感できる実験コーナーを実施。大人向けプログラムとしては、日本ゴアが長年サポートしているプロ登山家・竹内洋岳氏による講演会を開きました。

社員からは好評で、「支えてくれている家族に、会社のことをより知ってもらう良い機会だった」「普段は交流のない社員とコミュニケーションを取れた」との声が寄せられています。

このイベントのポイントは、従業員の家族に焦点を当てたことです。会社のために従業員が貢献することを支えているのはその家族。家族の理解が会社の発展には不可欠です。また、家族の会社や仕事についての理解が深まることで、従業員のモチベーション向上にも繋がります。

 

3.株式会社リンクスタッフィング

株式会社リンクスタッフィングは人材派遣サービスを行う企業で2015年に設立10周年を迎え、その際に10周年記念イベントの開催を行いました。この年に新たなサービスの展開もあるということもあり、社内向けのイベントを実施しました。

一般的な社内向けイベントはホールなどをレンタルし、行われることが多いですが、株式会社リンクスタッフィングは結婚式場を貸し切り、周年記念イベントを開催しました。結婚式場で開催されたことで堅いイメージのある周年イベントをなじみやすい雰囲気に変え、社員はイベントを楽しみながら企業への理解度を上げることにつながりました。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。周年記念イベントについて、イメージがつかめたかのではないでしょうか。

 

まとめると以下のようになります。

・周年記念イベントには対外向けと社内向けがある
・対外向け周年記念イベントは、自社の歴史や将来性のアピールになる
・社内向け周年記念イベントには、従業員に感謝を伝え、社内の結束を強める効果がある
・イベントの企画の際は、目的に合わせてイベント内容を組み立てる必要がある

 

最新の実例からも分かるように周年記念イベントの成功は、自社に非常に良い影響を与えます。イベントの目的やコンセプトをはっきりさせ、綿密に計画を立てることで、成功の確率はグッと上がります。

周年記念イベントは、対外向けにも社内向けにも、自社の魅力を伝える大きなチャンス。自社が節目を迎えるという方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。

 

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