初めてでも上手く行く!セミナー講師のやり方

公開日:2019.10.20

 

突然セミナー講師を任されることになった!そんなとき、うまくいくかとても心配になりますよね。どんな準備をして何を話すべきか、参加者に価値ある情報を伝えられるのだろうかと色々と考えてしまいます。そこで今回は初めてセミナー講師として登壇する際に準備すべき内容や話すポイントについてご紹介します。

 

1.講師プロフィールに経歴や経緯、パーソナリティを入れる

 

1-1.「何を学ぶか」よりも「誰から学ぶか」

セミナーでは、「何を学ぶか」だけでなく「誰から学ぶか」が参加者にとって重要なポイントです。一説では「学び」の語源は「真似び」=「真似ること」と言われます。つまり知りたいことについて自分よりも詳しい人物から教えを乞うことが学びなのです。あなたも何かを学ぶ際に、何も知らない素人よりも専門家に学びたいと思うでしょう。そのため、多くのプロ講師はプロフィールづくりを念入りに行っています。

 

1-2.プロフィールの見せ方

プロフィールは一般的に以下の要素から構成されます。

 

・生年、出身地

・学歴

・仕事の経歴、実績

・資格

・著作(書籍、雑誌記事など)

 

これらの要素が充実しているほど、良いプロフィールになります。一方で全ての要素を埋められない方もいるでしょう。その場合はなるべく自分自身の強みとなるポイントを強調してプロフィールを書くことがおすすめです。セミナー参加者に対して「なぜ私がこの話をするのか」という視点でプロフィールを考えてみてください。

 

1-3.親近感はパーソナリティから

セミナー講師にとって、もう一つ重要な要素がパーソナリティです。パーソナリティには家族構成、趣味、最近のマイブームなど講師の「人間らしい」一面が見られる部分を紹介しましょう。参加者は、講師のパーソナリティがわかると親近感を覚えます。質問やディスカッションが活性化する効果もあるでしょう。

 

 

2.セミナーの意図、ゴールを伝える

 

2-1. ゴール設定はセミナーの基本

セミナーの冒頭では、参加者に対して必ずセミナーのゴールを伝えましょう。良いゴール設定とは、このセミナーが終わったあとに参加者がどのような状態になっているかを言語化することです。ゴールを伝えることで参加者と講師との間で共通認識が生まれ、セミナーで得る学びの期待度をコントロールすることができます。

 

2-2.超簡単!5W1Hでセミナーの概要を伝える

また、冒頭でセミナーの概要を手短に伝えましょう。この時、「5W1H」のフレームを

使うと簡単かつ分かりやすく伝えられるので便利です。

 

・Why:なぜこのセミナーをやるのか

・What:どんな目的でやるのか

・Who:対象はどんな人なのか

・When:所要時間はどれくらいか

・Where:どんな会場や席の配置なのか

・How:どんな手法や内容を伝えるのか

 

このように明確かつ端的に概要を伝えることで参加者に安心感を与えることができます。

 

3.質問ができる時間を設けよう

 

3-1.セミナーが楽になる質問の効果

一般的なセミナーでは、時間的な制約から最後に質問コーナーを設けることが多いでしょう。しかしこの方法はあまりおすすめではありません。参加者にとって長時間にわたって話を聞き続けることは学習効果を減少させます。そこで話の区切りごとに質問を設けるのがおすすめです。質問タイムをバランスよく設けることで、学習効果を高めることができます。講師も少し休むことができるため、質問にはセミナーを楽にする効果もあるのです。

 

 

3-2.質問が出やすくなるには?

質問が出るかどうかは、セミナー冒頭での場の雰囲気づくりが全てといっても過言ではありません。日本人は固い雰囲気の中ではなかなか質問しない傾向があるため、和んだ雰囲気を心がけましょう。冒頭で簡単なアイスブレイクをすることがおすすめです。アイスブレイクでは参加者同士で自己紹介をしてもらう、セミナーでどんなことを知りたいかを参加者に聞いてみる、などの方法があります。

 

 

4.明るく・大きく・ゆっくりな発声を心がける

 

4-1.大きな声はセミナー講師の基本

セミナー講師の仕事道具は声といっても過言ではありません。特に声の大きさは講師の基本です。声が小さいと内容が参加者に伝わらず、参加者も講師もフラストレーションがたまる原因になります。普段から腹式呼吸を心がけ、胸ではなくお腹から声を出すようにしましょう。どうしても声が小さい方は遠慮せずマイクを使いましょう。

 

4-2.語尾まで気を抜かない!

声の小さい方に特に注意してほしいのが語尾まではっきりと発音することです。声の小さい方は最初の声が大きく、語尾にかけて声が小さくなる傾向があります。語尾まで気を抜かず、声に力を入れましょう。頭の上をイメージしながら発声すると良い声がでます。

 

4-3.大事なことは繰り返し伝える

セミナーで特に伝えたいことや大事なことは繰り返し伝えるようにしましょう。人は忘れやすい生き物です。特に現代社会は情報にあふれています。セミナーが終われば、参加者はほとんどの内容を忘れていると考えましょう。そのため大事なことをキーワードや短い一文にまとめてセミナーの中で何回も繰り返すのがおすすめです。

 

5.まとめ

初めてセミナー講師をやるときは誰でも緊張するものです。しかし、しっかりと準備をすれば間違いなくセミナーを成功させることができます。内容だけでなく、プロフィールや発声方法など工夫することで参加者の満足度を高めることができるでしょう。たとえ講師初心者でも、参加者に有意義な時間を過ごしてもらうにはどうすればいいのか、開催直前までしっかりと考え抜きましょう。