シャッフルランチって何?導入メリットや成功させるための7つのポイントを解説!

公開日:2020.04.08  更新日:2022.11.17

最近は新型コロナウイルスの影響によって、従業員同士で交流する機会が減少してきています。そんな状況を打破するための施策として注目を浴びているのが「シャッフルランチ」です。言葉は聞いたことがあっても、具体的にどのような意味なのか知らない担当者も少なくありません。

そこで本記事では、シャッフルランチの意味や導入することでのメリット・成功させるためのポイントなどについて解説します。

「帰属意識を高めたい」「従業員同士の絆を深めたい」と思う担当者は、ぜひ最後までご覧ください。

 

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シャッフルランチとは?増加の背景

シャッフルランチとは、社内でもあまり関わりのない従業員同士でグループを組み、ランチを行う制度のことです。

従業員数の多い企業によっては、職種や部署によって関わるメンバーが限定されていることもあり、同じ企業で働いていても一言も話したことがないというケースも珍しくありません。また、新型コロナウイルスの影響もあり、テレワークが普及したことで従業員同士のつながりも減少傾向にあります。

以上の理由から、シャッフルランチを導入する企業が増えてきました。

シャッフルランチを導入することでの3つのメリット

シャッフルランチを導入することによるメリットは以下の3つです。

・新たなアイディアが生まれやすくなる
・新たな交流が生まれる
・帰属意識が高まる

一つずつ解説します。

新たなアイディアが生まれやすくなる

働いているなかで、普段は職種や部署が同じ従業員同士でしか交流がないという人も少なくありません。

シャッフルランチでは、普段の業務であまり関わりのない複数人の従業員と一緒にランチします。食事をしながら別の職種や部署の従業員と話すことによって、いい刺激となり、新たなアイディアが生まれるきっかけにもなるのです。

新たな交流が生まれる

交流を広げたくても、業務の都合上、どうしても同じメンバー以外と関わる機会がないという人も少なくありません。交流する範囲が狭いと、マンネリ化する原因にもなります。

シャッフルランチでは、普段交流のない従業員同士が集まってランチをするので、必然的に交流が生まれます。新たな交流が生まれることで仲間意識が芽生え、会社全体の士気向上にもつながるのです。

帰属意識が高まる

最近では人材の流動化が加速し、従業員が定着しないことに悩まされている企業も少なくありません。

シャッフルランチの参加者は一般社員だけではなく、普段は交流する機会がない経営陣も参加の対象になります。経営陣とコミュニケーションを図ることで、会社のビジョンや事業内容・経営方針などが共有され、帰属意識の向上にも期待できるのです。

 

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シャッフルランチを開催する前に準備すべきこと

シャッフルランチは一回きりではなく、複数回開催することによって従業員に定着していきます。そのため、計画的に開催する必要があります。

シャッフルランチを開催する前に以下の3つの内容を決めておきましょう。

・参加人数

参加人数が、多すぎるとランチメンバー全員と話すことができずに終了する可能性があるので、4〜5人程度がおすすめです。

・1回あたりの食事金額

シャッフルランチに伴う食事の費用は会社が負担することがほとんどです。適切な金額として、1,500〜2,000円くらいに設定しましょう。

・開催頻度

開催頻度に関しては、従業員の人数によって異なりますが、月1〜2回が妥当です。

シャッフルランチも重要な社内イベントの一つです。そのため、責任者を決めてルールや規則をしっかり決めてから開催しましょう。

 

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シャッフルランチを成功させるための7つのポイント

シャッフルランチを成功させるためには、以下の7つのポイントを意識しましょう。

・話し合う内容を決めておく
・少人数で開催する
・参加するメンバーが被らないようにする
・お店は定期的に変更する
・ツールを導入してみる
・シャッフルランチの開催目的を共有する
・実施後にアンケートを集計する

順番に解説します。

話し合う内容を決めておく

シャッフルランチは、普段関わりのない従業員同士が集まってランチするので、何を話せばいいのかわからないという人も多いはずです。その結果、会話のネタが見つからず、気まずい雰囲気のまま終了してしまう可能性があります。それではシャッフルランチの意味がありません。

お互いがリラックスした状態で話をするためにも、話し合う内容を事前に決めておきましょう。事前に決めておくことで、話す内容が用意できるので、会話も弾むはずです。

少人数で開催する

シャッフルランチを開催するときには、人数も重要です。シャッフルランチの参加人数が多いと、メンバー全員と話せない可能性もあるからです。また、一人あたりの話す時間が短くなるので、あまり交流を深めることができなくなります。

そのため、1回あたりのシャッフルランチの開催人数は、多くても4〜5人に絞りましょう。

参加するメンバーが被らないようにする

シャッフルランチは、あくまでもこれまで関わりのなかった従業員同士が交流することが目的です。そのため、普段から仲の良い従業員や、同じ部署の従業員と一緒のグループになってしまっては意味がありません。

また、参加するメンバーが前回とほとんど一緒の場合も、シャッフルランチとしての効果が発揮されないので、担当者はメンバーが被らないように調整しましょう。

お店は定期的に変更する

シャッフルランチに参加するメンバーは、全員が初参加というわけではありません。既に複数回参加している従業員もいます。そのため、シャッフルランチを開催するお店がずっと一緒だとマンネリ化してしまい、参加しなくなる可能性があります。

参加者を途絶えさせないようにするためにも、お店は定期的に変更しましょう。

ツールを導入してみる

シャッフルランチを開催するたびに、参加者を集計するのが手間だと感じる担当者も少なくありません。特に従業員の人数が多い場合には、一苦労します。

シャッフルランチの開催を効率化したいのであれば、ツールの導入を検討してみましょう。ツールを導入することで、迅速にシャッフルランチの参加状況を把握できます。グループ分けまで自動で行ってくれるツールもあるので、非常に便利です。

シャッフルランチの開催目的を共有する

何の説明もなくシャッフルランチをいきなり導入しても、参加者を集めるのは難しいことが予想されます。なぜなら、シャッフルランチを知らないという人も多く、なぜ導入するのか疑問に思う人がほとんどだからです。

そのため、まずはシャッフルランチを開催する目的を従業員に伝えましょう。1回伝えただけでは全従業員に浸透しない可能性があるので、シャッフルランチに関する資料を作成して、全員が閲覧できるようにファイリングしておくのがおすすめです。

開催目的を共有しておくことで、意味を理解して参加してくれるようになるため、さらなる効果に期待できます。

実施後にアンケートを集計する

シャッフルランチを成功させたいのであれば、PDCAを回しましょう。PDCAを回すことで、より効果のあるシャッフルランチの開催につながります。

PDCAを回すためにも、シャッフルランチ開催後には参加者へアンケートを送り、良かった点や改善して欲しい点を記載してもらいましょう。ただし、記述式のような時間がかかるアンケートは参加率の低下を招く可能性があるため、5段階評価や2択方式がおすすめです。

 

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まとめ

本記事では、シャッフルランチの意味や導入することでのメリット・成功させるためのポイントなどについて解説しました。

シャッフルランチを導入することで、新たなアイディアや従業員同士の交流が生まれやすくなります。帰属意識も高まるのでおすすめです。ただし、人数が多かったり参加するメンバーが被ったりすると、シャッフルランチの効果が半減してしまう恐れがあるので、注意しましょう。

本記事を参考に、シャッフルランチの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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