チームビルディングに最適!コロナ禍の社内イベント成功例をご紹介

コロナ禍で働き方が変わり、社員間でのコミュニケーションに課題を感じている方は多いのではないでしょうか。
社内のコミュニケーション不足は、様々なトラブルの原因となるだけでなく社員のモチベーション低下や離職率の上昇に影響を与えます。ですが、実際にコミュニケーションを円滑にする方法やチームビルディングを行う社内イベントを企画・運営するにも時間と労力がかかります。
今回は、社内イベントを任された担当者の方に、企画・運営のコツや成功例などをご紹介します。
今だからこそ感じるコミュニケーションの課題
多くの企業が抱えるコミュニケーションの課題。自社でもいろいろな課題が浮き彫りになっているかもしれませんが、多くの企業では何が課題だと感じられているのでしょうか。
7割近くが感じている社内コミュニケーションの課題
社内コミュニケーションに課題を感じている企業は多く、ある調査によると「自社の社内コミュニケーションに課題がある」と感じている企業は7割にのぼります。さらに、9割の企業がスピーディな情報共有が難しく、気軽な相談や社員が感じるストレスに影響があると感じているようです。
現在の社内コミュニケーションは会話よりも「文字ベース」が中心です。チャットやメールなどによるやりとりがほとんどを占めており、会話するにしても対面よりも「オンライン会議ツール」が活用されるため、これまでのスタイルに慣れている人にとっては“ついていけない”状況なのです。
対策を実施しているところは少ない
現在、7割が社内コミュニケーションに課題を感じながらも、対策を実施している企業は4割程度にとどまるようです。
「具体的に何をどうすれば良いのか」ということを考えるのが負担になったり、リソースがないこと、コロナ禍でなかなか人が集まりづらい現状などによって「対策の取りようがない」という思いを持っている企業もあるのではないでしょうか。
そこで有効なのが、「社内イベント」を行うことです。
社内イベントのメリット・デメリット
ここからは、社内イベントを実施するメリット・デメリットについて解説します。それぞれを理解しておくことで、自社で企画・運営する際のヒントになるでしょう。
社内イベントのメリット
①コミュニケーションが円滑になる
社内イベント行うメリットの一つは、「コミュニケーションが円滑になる」ということです。普段接する機会のない人や、仕事以外での思いがけない動き・考え方を知ることで、その人の人間性に触れることができるため、とても有効な手段です。
②モチベーション向上につながる
社内イベントによってコミュニケーションが深まると、お互いの仕事に対する相互理解が深まり、他部署やチームへのリスペクトが生まれます。さらに、他の人たちがやっている仕事と自分の仕事の関係性を理解することで、自分の仕事に対するモチベーションアップにもつながるのです。
③帰属意識が高まる
社内でのコミュニケーションが高まると、最終的には「帰属意識」が生まれます。
帰属意識とは、自分が「組織の一員である」「組織に所属する仲間である」という意識のことであり、帰属意識が高まることによるゴールとしては、離職率の低下や績に貢献するための原動力になるため、社内イベントを行うメリットとしては大きいものと言えます。
社内イベントのデメリット
①一部だけが参加している雰囲気になる
社内イベントのメリットの一つとして、「社員間で温度差が生まれてしまう」という課題があります。一生懸命企画して運営するあまりに、「全体が参加できるもの」「楽しめるもの」ではなくなり、担当部署や担当者の“身内ネタ”のようになってしまうケースもあるようです。
②時間とコストがかかってしまう
社内イベントを企画・運営するには、どうしても時間とコストがかかります。企画検討と準備は片手間でできるものではありませんから、「社内イベント」にリソースを割かなければ中途半端なものになってしまうでしょう。
なお、社内イベントにおけるメリット等についてはこちらの記事でも解説しています。
▶「社員満足度を上げる社内イベントはこれだ!話題になった事例5つ紹介」
社内イベント企画のポイント
社内イベントを企画するには、いくつかのポイントがあります。
自社スタッフだからこそ企画できることがあり、周囲からの協力や盛り上がりなども得やすいことがありつつも、実際に準備にかかる時間やコストは大きく、注意しなければならないことがあります。
今回はいくつかのポイントを紹介します。
社内イベント企画のポイント
①スケジュールを明確化する
「いつまでに何を決めなければいけないか」「誰のスケジュールを押さえなければいけないか」など、当日までの動きを明確に決めて、どう動いていくのかを「見える化」しておきましょう。
②担当者の“身内ネタ”にならないこと
社内イベントは、社内の誰もが参加して楽しめるイベントであることが重要です。「聞いているだけ」や「何の時間かわからない」ということにならないよう、企画を練ることに時間をかける必要があります。
③マンネリ化させないこと
社内イベントを定期的に開催する場合、「マンネリ化」には要注意です。「このイベント前にもやっていたのじゃないかな」と思われるようなことがあると、それだけで全体が盛り下がってしまい、本来の社内イベントの目的やゴールが達成できなくなる可能性があります。
④外注できるところは依頼する
全てを自社でやることも良いですが、依頼できるところは外注するのもポイントです。アイディアがなくなってきた場合には相談することができたり、運営を依頼することで企画を練ることに集中したりできます。外注できるところは積極的に依頼するようにしましょう。
なお、ニューズベースでは、「オンラインイベント開催のためのツール」などをご紹介しています。
詳しくはこちらの記事をぜひご覧ください。
▶「【コロナ禍イベント】オンラインでコミュニケーションを取る最新ツール紹介」
社内イベントの成功例
各企業が工夫を凝らして行う社内イベントですが、いろいろな成功例があります。今回はいくつかの事例をご紹介しますので、自社イベントでアイディアを出す際の参考にしてみてください。
謎解きゲーム
最近、様々なところで行われている「謎解きゲーム」。脱出ゲームと同じようなスタイルになっていますが、ストーリーがしっかり決まっているものが多いため、チームで協力しながらゴールを目指すものとして人気があります。
オンラインで参加できるものもあり、役割分担や得意分野を活かして貢献していくスタイルは、チームビルディングに最適です。
BBQ
コロナ禍でありながらも、ある程度の距離を保ちながら楽しめる食事イベントとして、BBQが挙げられます。屋外であれば換気の問題はありませんし、会話についてもある程度の距離を保つことを意識すれば、お互いにコミュニケーションをとりながら楽しめます。
オンライン鑑賞会
実際に舞台を見にいくことはできなくても、オンラインでミュージカルやライブ、コンサートなどを鑑賞するイベントなども可能です。
拍手などはできなくても自社独自のサインで演者に想いを伝えたり、その後に感想などを共有することで、「この人はこういう目線で見ていたのだな」ということが知れることが良いイベントです。
このほか、いろいろなレクリエーションやイベント企画があります。以下の記事でもメリットや効果などを解説していますので、ぜひご覧ください。
<困ったらプロに依頼してみよう>
企業が抱えるコミュニケーションの課題を解決してくれる、社内イベント。
ある調査によると社内イベントによって「人と会って直接話しができる良い機会だと思う」と感じている人が50%を超えており、肯定的な意見を持っている人が多いことからも、社内イベントによって「コミュニケーションがしやすくなった」と感じている人が多くいることが分かります。
ニューズベースは、これまでに数多くの企業様の社内イベントをサポートしてきました。小規模なものだけでなく、社内懇親会や表彰式といった大規模なものに至るまで、事前準備から当日の進行、アフターサポートまでトータルでサポートいたします。
どんな些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談ください。
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参考: