目標管理制度(MBO)とは?メリットや導入するための手順・注意点などを解説!

公開日:2023.03.28

目標管理制度(MBO)とは、従業員一人ひとりが自分たちで目標を決めて管理するマネジメント手法の一種ですが、詳しく理解していない担当者も少なくありません。また、目標管理制度(MBO)を導入することでどのような効果が得られるのか気になる担当者も多いはずです。

そこで本記事では、目標管理制度(MBO)の基礎知識導入するメリット・デメリット・導入手順などについて解説します。

 

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目標管理制度(MBO)とは?

目標管理制度(MBO:Management By Objectives)とは、自分たちで目標を決めて管理するマネジメント手法のことです。1954年に経営学者のピーター・ドラッカーが提唱したことがきっかけで誕生しました。

目標管理制度(MBO)を自社に導入することで、従業員のモチベーションが向上したり、人事評価が行いやすくなったりするなどのメリットが期待できます。

OKR評価との違い

目標管理制度(MBO)と似ている言葉として、OKR評価があります。

OKRとは「Objectives and Key Results」の略称であり、企業が掲げる目標と自分たちの目標をリンクさせることで、全員が同じペースで進めていくという意味です。

設定した目標を遂行するという意味では同じですが、目標管理制度(MBO)は個人であり、OKR評価は組織で達成するという意味になるので、間違えないように注意しましょう。

 

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目標管理制度(MBO)を導入する3つのメリット

目標管理制度(MBO)を導入するメリットは以下の3つです。

・従業員のモチベーション向上が期待できる
・人事評価が行いやすくなる
・セルフマネジメントスキルが身につく

順番に解説します。

従業員のモチベーション向上が期待できる

上司や会社から目標をあらかじめ決められてしまうと、やらされている感が拭えず、業務に対して意欲的に取り組めないと感じる従業員も少なくありません。

しかし、目標管理制度(MBO)は自分で目標を考えて実行するため、モチベーションの向上が期待できます。

人事評価が行いやすくなる

人事評価が不透明な場合、自分が想定していた評価よりも低かった際には不満に感じてしまう従業員も多いはずです。

しかし、目標管理制度(MBO)を導入することで、自分が掲げた目標を達成できたかどうかで容易に評価が下せます。人事担当者の主観が入ることもなくなり、これまで以上に人事評価が行いやすくなります。

セルフマネジメントスキルが身につく

目標管理制度(MBO)では、従業員一人ひとりが自分で目標を決めて、それを達成するためにどのような行動をしなければいけないのかを考える必要があります。そのため、自然とセルフマネジメントスキルが身につくはずです。

セルフマネジメントスキルが身につくことで、生産性の向上業務の効率化が期待できます。

 

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目標管理制度(MBO)のデメリット

目標管理制度(MBO)は、メリットだけでなくデメリットもあります。

主なデメリットは以下の2つです。

・職種によっては設定しにくい
・チームワークの低下する恐れがある

一つずつ解説します。

職種によっては設定しにくい

営業職のような職種であれば、成約数や受注額などが数値として明確に現れるので、スムーズに目標管理制度(MBO)が導入できます。

しかし、経理や総務といった事務職は具体的に数値として表すことができないので、目標管理制度(MBO)を導入しても設定しにくい傾向にあります。

チームワークの低下する恐れがある

目標管理制度(MBO)は、個人で目標の設定から遂行まで行います。目標管理制度(MBO)の結果を人事評価に取り入れる企業も多いので、自分の目標を達成することを従業員一人ひとりが最優先した結果、チームワークが低下する恐れがあります。

 

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目標管理制度(MBO)を導入するための4つの手順

以下の4つの手順で目標管理制度(MBO)は導入できます。

1.企業の経営理念に沿った目標を設定する
2.目標を達成するまでのプランを設計する
3.実行する
4.目標と現状を比較しながら振り返りを行う

順番に解説します。

1.企業の経営理念に沿った目標を設定する

目標管理制度(MBO)を導入するにあたって、まずは目標を決める必要があります。

目標は従業員一人ひとりが自分で決めることになりますが、どんな目標でも自由に設定していいというわけではありません。企業の経営理念に沿った上で目標を設定しましょう。

2.目標を達成するまでのプランを設計する

目標を設定したら、どのように達成するかプランを設計します。

プランが抽象的だと現実との乖離が大きくなってしまい、失敗する可能性が高くなるので、なるべく具体的に設計することが重要です。

3.実行する

設計したプランを基に実行していきます。

プラン通りに進んでいるか上司と確認しながら、期日までに目標が達成できるように調整しましょう。

4.目標と現状を比較しながら振り返りを行う

期日を迎えたら、目標と現状を比較しながらこれまでの振り返りを行いましょう。

良かった点や改善すべき点などを上司と具体的に話し合うことで、次回につなげていきます。

 

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目標管理制度(MBO)を導入する際の注意点

目標管理制度(MBO)を導入する際の注意点は以下の3つです。

・あくまでも自分たちで目標を決めさせる
・達成できそうな目標を設定する
・成果だけで評価しない

一つずつ解説します。

あくまでも自分たちで目標を決めさせる

目標管理制度(MBO)では、従業員一人ひとりが自分たちで目標を決めることに大きな意味があります。

上司やほかの従業員が勝手に目標を設定してしまうと、目標管理制度(MBO)本来の効果がなくなってしまうので注意しましょう。

達成できそうな目標を設定する

目標管理制度(MBO)は自分たちで目標を決められますが、あまりにも現実離れした目標を掲げてしまうと、モチベーションが低下したり人事評価が下がったりするなどの原因となります。

そのため、達成できそうな目標を設定することを心がけましょう。

成果だけで評価しない

目標管理制度(MBO)を導入するにあたって、人事評価に取り入れる企業も少なくありません。

成果だけで評価してしまうと、従業員は目標を低めに設定してしまい、目標管理制度(MBO)本来の効果が期待できなくなる可能性があります。そのため、成果だけでなくプロセスも評価の対象にしましょう。

 

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まとめ

本記事では、目標管理制度(MBO)の基礎知識や導入するメリット・デメリット・導入手順などについて解説しました。

目標管理制度(MBO)を導入することで従業員のモチベーションが向上したり、人事評価が行いやすくなったりするなどの効果が期待できます。ただし、職種によっては設定しにくかったり、チームワークが低下したりする恐れがあるので、注意が必要です。

本記事を参考に、目標管理制度(MBO)の導入を検討してみましょう。

 

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