人材育成担当者におすすめの本10選!最大限活用するためのポイントも紹介
人材育成担当者として活躍するためには、経験だけでなくある程度の知識も必要となります。
そのため、これから本で人材育成について学習しようと考えている担当者もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、人材育成担当者におすすめの本10選と人材育成本を最大限活用するためのポイントについて解説します。
目次
人材育成担当者におすすめの本10選
人材育成担当者におすすめの本として、以下の10冊を紹介します。
- 図解 人材マネジメント入門
- WORK RULES!
- 「研修評価」の教科書
- 企業内人材育成入門
- 「人財育成」の教科書
- トップ企業の人材育成力 -ヒトは「育てる」のか「育つ」のか
- 最高のコーチは、教えない。
- ヤフーとその仲間たちのすごい研修
- LIFE SHIFT
- もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
図解 人材マネジメント入門
『図解 人材マネジメント入門』は、『人事の基礎をゼロからおさえておきたい人のための「理論と実践」100のツボ』をコンセプトにしており、「日本の人事部 HRアワード2020」書籍部門で入賞しています。
10のツボと4社の実例×10章で構成されており、人材マネジメントや人事評価・働きがい・採用など、人材担当者がこれから働く上で必要な基礎知識を図解形式で学習することが可能です。
内容が非常にわかりやすいため、経験が浅い人材育成担当者にもおすすめです。
WORK RULES!
『WORK RULES!』は、Googleの人事システムを設計・進化させてきた、Laszlo Bock氏が出版した本です。
Googleの人事トップが採用・育成・評価のすべてを語った内容となっており、新しい働き方のバイブルとなること間違いありません。
世界の著名人も本書を絶賛しているため、気になる方は読んでみてください。
「研修評価」の教科書
『「研修評価」の教科書』は、日本における研修評価に関する実践的な本です。
研修評価についての考え方や方法論を「数字」と「物語」の2つの観点から詳しく解説しています。
研修を開催しても思うような効果が表れず、頭を悩ませている人材育成担当者におすすめの本です。
企業内人材育成入門
『企業内人材育成入門』は、人材育成に関する心理学や教育学の基本理論を網羅的に学べる一冊です。
学習のメカニズムや動機づけ理論・学習環境のデザインなど、企業の人材育成に必要な基礎知識を幅広く扱っています。
基本理論だけでなく、研修現場における具体的事例もいくつか紹介されていて、業務全般を体系的に学びたい方におすすめです。
「人財育成」の教科書
『「人財育成」の教科書』は、自ら考えて自ら動くような人材を育成するための原理原則について、豊富な事例をもとに学べます。
新型コロナウイルス感染症が流行した2020年に出版されたということもあり、テレワークやオンライン化にも対応しているのが本書の特徴です。
人材育成が思うようにうまくいかず頭を抱えている担当者は、一度読んでみることをおすすめします。
トップ企業の人材育成力 ヒトは「育てる」のか「育つ」のか
『トップ企業の人材育成力 -ヒトは「育てる」のか「育つ」のか』は、ビジネスシーンの最前線で活躍しているスペシャリスト8人が共著で書いた一冊です。
採用や育成・組織開発・HRテクノロジーなど、さまざまな分野が学習できるようになっており、人材育成と人事戦略に焦点を当てた実践的なビジネス書です。
著者たちの実体験に基づいた具体的なアドバイスも含まれているため、参考になること間違いありません。
最高のコーチは、教えない。
『最高のコーチは、教えない。』は、元メジャーリーガーで現在は千葉ロッテマリーンズの一軍監督をしている吉井理人氏が書いた一冊です。
これまで大谷翔平やダルビッシュ有・佐々木朗希をコーチしてきた経験をもとに、超一流のコーチング術を本書では解説しています。
メンバーや部下の育成に悩んでいる方は、必見です。
ヤフーとその仲間たちのすごい研修
『ヤフーとその仲間たちのすごい研修』は、北海道・美瑛町で開催された半年間のリーダー育成研修の内容に迫った一冊です。
本書の内容としては、革新的な研修プログラムや人材育成手法について紹介しています。
実際に成功している企業の事例をもとにしているため、本書を読むことで自社の研修プログラムに応用させることが可能です。
LIFE SHIFT
『LIFE SHIFT』は、「今後どのように生きるのか」将来の人生戦略について提示した一冊です。
本書は「人生100年時代」という言葉が流行するきっかけにもなっており、さまざまなメディアにも取り上げられています。
続編として『LIFE SHIFT2』が2021年に出版されているので、気になる方は読んでみてください。
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』は、高校野球部の女子マネージャーが、「マネジメント」という本を頼りに甲子園出場を目指す物語です。
発売当初からかなりの話題となっており、映画化もされています。
ストーリー形式となっていて非常に読みやすいので、ビジネス本を読むのが苦手な方にもおすすめです。
人材育成本を最大限活用するためのポイント
人材育成本を最大限活用したいのであれば、以下3つのポイントを意識しましょう。
- 人材育成における悩みや課題を明確にしてから読む
- 一冊だけでなく複数冊読む
- インプットだけでなくアウトプットも行う
順番に解説します。
人材育成における悩みや課題を明確にしてから読む
人材育成本は数多くあり、本によって題材が異なります。
そのため、まずは人材育成における悩みや課題を明確にすることから始めてみましょう。
人材育成における悩みや課題を明確にすることで、自身に合った人材育成本が選びやすくなるはずです。
一冊だけでなく複数冊読む
人材育成本は、可能であれば一冊だけでなく、複数冊読むのがおすすめです。
複数冊読むことで、自身が知りたい情報を全体的に網羅できるようになり、理解度が深まります。
人材育成本によっては情報が古いこともあるので、なるべく出版時期が新しい本を選ぶようにしましょう。
インプットだけでなくアウトプットも行う
ただ人材育成本を読んだだけでは、自身の知識やスキルとして定着することはほぼありません。
自身の知識やスキルとして定着させたいのであれば、インプットだけでなくアウトプットも行うことが大切です。
そのため、人材育成本を読んだら一つでもいいので、学習した内容を実際の業務で活かしてみましょう。
まとめ
本記事では、人材育成担当者におすすめの本と人材育成本を最大限活用するためのポイントについて解説しました。
人材育成本を最大限活用したいのであれば、一冊だけでなく複数冊読んだり、インプットだけでなくアウトプットも行ったりすることが大切です。
本記事を参考に、自身が気になる人材育成本を読んでみましょう。
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