内定者フォローはなぜ必要?実施する目的や方法5選を紹介!

公開日:2023.04.13

一人でも多くの人材を確保するために、多くの企業では内定者フォローを実施しています。

ちなみに内定者フォローとは、内定を途中で辞退しないようにするための施策のことです。しかし、なぜ内定者フォローを実施する必要があるのか理解していない担当者も少なくありません。また、どのような内定者フォローがあるのか知らない担当者も多いはずです。

そこで本記事では、内定者フォローを行う目的一連の流れ・方法について解説します。

 

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内定者フォローを行う目的

内定者フォローを行う目的は以下の2つです。

・内定辞退を防止する
・早期離職を防ぐ

順番に解説します。

内定辞退を防止する

就活生の多くは、複数社の選考を並行して進めているのが一般的です。そのため、内定を出したとしても辞退される可能性は十分にあり得ます。内定を辞退されてしまうと、これまでかけた手間や労力が全て無駄となり、設定した目標の人数を確保するためにまた一から採用活動を行わなければいけません。

しかし、内定者フォローを行うことで、就活生の不安や悩みを解決して内定辞退を防止することが可能です。

早期離職を防ぐ

せっかく入社してくれたのにもかかわらず、早期離職となってしまっては意味がありません。早期離職が起こる要因としてさまざまな理由が考えられますが、ほとんどは入社前と入社後のギャップです。

早期離職は企業にとって大きな痛手ともなるため、内定者フォローの段階で内定者と意識のすり合わせをしっかりと行うことで、未然に防げます。

 

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内定者フォローが注目されている理由

内定者フォローが注目されている理由として挙げられるのが、少子高齢化による労働人口の減少です。日本では少子高齢化が深刻な問題となっており、それに比例して労働人口も減少傾向にあります。そのため、企業はこれまで以上に人材を確保するのが困難な状況となっています。

このような状況の打開策として、内定者フォローを重要視する企業が増えてきました。

 

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内定者フォローするまでの流れ

内定者フォローするまでの流れは、以下の5ステップで行われます。

1.内々定を告知する
2.内々定を告知した学生と面談
3.座談会や懇親会を開催
4.内定式を開催
5.入社前の研修

順番に解説します。

1.内々定を告知する

採用したいと思う人材が決まれば、まずは内々定を告知します。ほとんどの就活生は複数社の選考を並行して進めているので、ほかの企業から先を越されないようにするためにも、なるべく早めに告知することが大切です。

遅くても面接が終了してから1週間前には連絡するようにしましょう。内々定を告知する際には、メールもしくは電話が一般的です。

2.内々定を告知した学生と面談

内々定を告知したら、実際に学生と面談します。

これまで自社の選考に進んでくれたことに対する感謝を述べたり、現在の就活状況などを聞き出したりしていきます。面談の時点で自社に入社するか迷っている学生もいるはずなので、できるだけ不安を解消してあげることが大切です。

3.座談会や懇親会などを開催

座談会や懇親会などを開催していきます。

これから一緒に働くことになる内定者同士で交流を深めたり、実際の現場で働いている社員の話を聞いたりすることで、入社することに対する不安が解消されるはずです。そのため、当日は一人でも多くの社員に参加してもらえるよう、担当者は呼びかけを忘れないようにしましょう。

4.内定式を開催

内定式を開催します。

内閣官房が公表している「就職・採用活動に関する要請」では、正式な内定日は「卒業・修了年度の10月1日以降」と記載されています。そのため、9月30日まで内々定という形式を取る企業がほとんどです。

内定式を開催することで、学生の気持ちも引き締まるはずです。

5.入社前の研修

内定式を開催してから入社するまで、半年近く期間が空きます。多くの企業では、なるべく即戦力となる人材を求めているため、入社してすぐに業務に取り組んでもらえるよう、入社前に研修を実施するケースがほとんどです。

ただし、最初からハードルの高い研修を実施してしまうと、入社直前で辞退されてしまう可能性があります。最悪の事態を防ぐためにも、名刺交換や電話対応など、社会人の基礎となる部分を研修で実施していきましょう。

 

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内定者フォローの方法5選

内定者フォローの方法は、企業によってさまざまです。

代表的な内定者フォローの方法として、以下の5つが挙げられます。

・社内イベント
・座談会
・内定者研修
・オフィス見学
・合宿

一つずつ解説します。

社内イベント

内定者フォローとして社内イベントを開催する企業も少なくありません。社内イベントによって、内定者同士もしくは実際に働いている社員と自然にコミュニケーションが図れます。

社内イベントの一例は以下の通りです。

・運動会
・バーベキュー
・お花見
・キャンプ

ただし、社内イベントの内容によっては参加者が限られてくる可能性もあるため、なるべく全員が楽しめるような社内イベントの開催を検討しましょう。

座談会

実際に働く社員と話せる機会を設ける座談会もおすすめです。

入社歴が浅い社員であれば、親近感が沸いて入社後のイメージがしやすくなります。逆に部長や課長のような役職者クラスであれば、将来のビジョンを描いてもらうことが可能です。

ただし、座談会に参加する社員の態度が悪いと、入社に対する意欲を一気に低下させてしまう恐れがあるので、注意が必要です。

内定者研修

学生気分が抜けないまま入社してしまうと、現実と理想のギャップに苦しんでしまい、早期離職となることも珍しくありません。また、入社してから仕事についていけるのか不安に感じる内定者も多いので、入社前に内定者研修を行うことも非常に効果的です。

内定者同士での交流が深められるよう、グループワークを積極的に取り入れましょう。

オフィス見学

働く上で職場環境を重視する内定者も少なくありません。面接では、実際に社員が働く現場を拝見する機会がないので、どのような職場環境で働くのか気になる内定者も多いはずです。

オフィス見学を実施することで、働く際のイメージを持たせてギャップをなくせます。

合宿

自社における恒例行事の一環として、合宿を開催している企業もあります。合宿を開催することで、内定者同士の関係性をさらに深めたり、自社の企業理念や経営方針などを浸透させたりすることが可能です。

しかし、最近はコンプライアンスが厳しくなっているので、十分に注意した上で開催しましょう。

 

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まとめ

本記事では、内定者フォローを行う目的や一連の流れ・方法について解説しました。

内定者フォローは、内定辞退や早期離職を防ぐためにも欠かせません。社内イベントや座談会・オフィス見学など、内定者フォローの方法はいくつもあるので、本記事を参考に自社に合った方法で実施を検討してみましょう。

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本記事を参考に、内定者フォローに注力してみましょう。

 

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