RPO会社を選ぶときの判断基準や得られる効果・依頼できる業務内容について紹介!

公開日:2021.09.16  更新日:2022.09.30

近年では人口の減少などによってますます採用活動が厳しくなってきています。

企業にとっても深刻な人手不足の状態が続いているので、採用活動を自社だけではなくRPOサービスを利用して進めることを検討している企業も増えてきている状況です。

しかし、これからRPOサービスを利用する上で実際に得られる効果や依頼できる業務内容、またどの会社に頼めばいいのかわからないという企業も多いのではないのでしょうか。

そこで今回はRPOサービスを依頼するときの判断基準や依頼できる業務内容についてご紹介していきます。

 

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1.RPOサービスで依頼できる業務内容について

まず初めにRPOサービスで依頼することのできる業務内容ですが、一般的に業務というのは「コア業務」と「ノンコア業務」の2つに分類されています。

コア業務というのは直接的な利益に関係する業務です。一方で、ノンコア業務はコア業務のサポートをする業務のことを意味します。

RPOで依頼することのできる業務は原則としてノンコア業務となります。

依頼できる業務内容は以下の通りです。

・募集情報の公開や求人票の作成

・会社説明会の準備や設定

・面接官と学生との面接スケジュールの調整

・書類選考等のスクリーニング

・選考通過者や内定決定者への連絡、応募者に対しての基本的な問い合わせ対応

・採用選考における各種データの入力作業や管理

・内定通知書の作成

この他にも企業によって様々なノンコア業務があります。

ノンコア業務といっても専門的な内容を含む業務も含まれているので、採用担当者にとっては時間がかかるという業務も多いことでしょう。

RPOサービスを展開する会社によっては、これらの業務を一括で頼むこともできますし、ピンポイントに抽出して代行することもできるので採用担当者にとっては非常に助かるサービスなのです。

 

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2.RPOによって得られる効果とは

実際にRPOサービスを利用するとどのような効果を得られるのでしょうか。4つ紹介します。

2-1.コア業務への集中化

先ほど紹介したように採用活動におけるノンコア業務は非常に多いです。

そのため、時間を割きたいと考えているコア業務になかなか時間を割り当てることができないという採用担当者も少なくありません。

RPOサービスを利用すればノンコア業務を委託することができるので、その余った時間をコア業務へ集中させることができます。

2-2.コストの削減

全ての採用業務を自社で完結しようとすると膨大な業務量があるので、採用担当者は残業して終わらせるというのが当たり前になってきます。

そうすると企業としても残業代を支払わなければいけないので、思った以上に人件費がかかると感じる経営者も多いのではないのでしょうか。

RPOでは毎月固定の費用を支払う「月額一律料金型」と業務量に応じて料金を支払う「従量課金型」の2種類の料金形態があります。

自社に合った料金形態を選択することによって無駄なコストがかかることなく業務ができるので、採用活動全体のコストカットにも繋げることができるのです。

2-3.採用クオリティの向上

RPOサービスでは採用のプロが実際に業務をおこないます。

そのため、スピーディーかつ応募者に対しての丁寧な対応はもちろんですが、正確なデータ管理などが可能です。

様々なノウハウを兼ね備えているので、自社の採用クオリティを高めてくれます。

2-4.採用体制の構築

スタートアップの企業やベンチャー企業の場合、設立当初はなかなか人員が揃わず、採用経験が全くないというケースもあります。

採用体制をこれから構築していこうと考えている場合にはある程度知見をもった人材が必要になってくるので、その場合にはRPOサービスを活用するのが有効的です。

 

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3.RPO会社を選ぶ基準

RPOを提供している会社は主に、採用計画から入社後の支援までサポートする「総合支援」に強い会社や、「コンサルティング」を強みとしている会社、「代行業務」を得意とする会社の3つに分かれています。

その中でもRPOを実際に依頼する場合、どのような会社に頼めばいいのでしょうか。

4つの判断基準を紹介します。

3-1.予算に合うか

業務内容によって大体の予算は決められています。

しかし、会社によってはオプションやサポートが充実している代わりに高額な料金プランのケースも多いです。

まずは自社の予算がどれくらいまで捻出することができるのかを把握した上で予算に合った会社を選びましょう。

3-2.どこまでの業務を委託することができるか

RPOの会社によっては委託できる業務が幅広い場合もあればノンコア業務であっても対応できないということもあります。

せっかく契約しようと思っていても自社が依頼したい業務が対象外ということもあるので、依頼する前に事前に確認しておくようにしましょう。

3-3.実績はどれくらいあるか

過去にどれくらいの実績がある会社なのかも把握しておきましょう。

実績が無いからといってその企業の良し悪しがわかるというわけではありませんが、過去の導入事例などは参考になります。

会社によっては公表していないということもあるので、気になった場合にはお問い合わせしてみましょう。

3-4.自社にマッチしているか

RPO会社の業務内容はそれほど異なることはありませんが、それぞれの会社の強みというのがあります。

自社の企業理念や採用活動の方針とマッチしている会社を選ぶと、よりスムーズに業務が進められるので、その会社の強みやキャッチフレーズなども確認しておきましょう。

 

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4.RPOの導入に向いている企業の特徴

実際にどういう企業がRPOを導入するべきなのでしょうか。

RPOの導入に向いている企業の特徴を3つ紹介します。

4-1.人手が足りず早急に人材が欲しい

最近は企業にとっての人手不足も深刻化しており、人手を確保したいのにも関わらず、人事や採用担当者の人手が足りないというケースも少なくありません。

RPOは既に採用知識を身に付けた専門家が業務を遂行してくれるため、早急に人材が欲しいのであればRPOに依頼するのがベストでしょう。

4-2.採用する募集人数が多い

大手企業などは新卒採用で毎年100名以上も採用することが一般的です。

採用する募集人数が多ければ多いほど、採用活動にかかる時間も非常に長くなります。

採用担当者にかかる負担を少しでも抑えたいのであれば、RPOがオススメです。

4-3.採用のスピードを上げたい

採用活動において採用スピードは非常に重要になります。応募者は就職活動で複数の企業に応募する人が大半です。

そのため、応募から内定までに約1ヶ月必要とする場合、その間に他の企業から内定が決まってしまい、内定を辞退するというパターンが多いからです。

RPOに依頼することで迅速に業務を遂行することができるため、採用スピードを上げて内定承諾率を今まで以上に高めることができます。

 

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5.RPOは自分にあった会社を検討しよう

今回はRPOを選ぶときの判断基準や得られる効果、RPOに依頼できる業務内容について紹介しました。

RPOはコストの削減や業務の効率化だけではなく、採用のクオリティまで高めることができるので、採用活動において強い味方なのです。

弊社、株式会社ニューズベースではRPOサービスを提供しており、スタッフの教育やマネジメント体制などを強みとしており、ワンチームとなって業務をサポートしているので、実際に利用していただいたお客様からはとても満足していると評価をいただいております。

予算に合ったお見積もりはもちろん、ピンポイントでの業務依頼なども可能なので、まずはこちらからお気軽にお問い合わせください。

今回の記事を参考にRPOを自社で一度検討してみてはいかがでしょうか。

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採用代行(RPO)サービスをご検討の際の見積項目例と算出根拠をご紹介します

参考資料:
HELPYOU|採用代行(RPO)アウトソーシングサービス比較|依頼できる業務から実例まで紹介
Direct Sourcing|いま、採用代行(RPO)を検討するべき3つの理由!
Manpower Group|採用代行(RPO)とは?メリットや活用方法を解説

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