【面接官必見】面接で聞いてはいけないNG質問集と面接官が気をつける心構えをご紹介!

公開日:2021.10.19  更新日:2022.09.30

面接では、面接官が応募者に対して様々な質問をおこなうことで採用するかしないかを判断します。

しかし、その中にはNGな質問もいくつか存在することはご存知でしょうか。

面接官とは、いわば企業の顔です。何気なくしてしまったNGな質問で、応募者に不快な思いをさせてしまい、選考を辞退されてしまうということもあります。

そこで今回は、面接で聞いてはいけないNGな質問と面接官が気をつける心構えについて紹介していきます。

 

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1.面接官としての心構え

面接する上で重要な面接官としての心構えを紹介します。

髪型や服装を整える

髪型や服装などをしっかりと整えるようにしましょう。

面接官が応募者の服装や髪型などの身だしなみがしっかりと整えられているか確認するように、応募者も面接官の身だしなみをみています。

先ほども述べたように、面接官は企業の顔です。

そのため、面接官の身だしなみが清潔でない場合には、応募者は企業に対して「この企業は大丈夫だろうか」という不信感を抱いてしまうので、面接前に髪型や服装が整えられているかチェックしましょう。

モラルを意識する

面接官はモラルも意識しましょう。

基本的に面接での質問は、選考に関する内容しか聞きません。

しかし、面接官の中には緊張をほぐそうとして恋人の有無などを聞く面接官もいます。

応募者によっては、質問内容によって傷つく人やセクハラだと感じる人もいるので、面接官という自覚を持って、モラルを意識しましょう。

雰囲気づくりを重要視する

面接は誰しもが緊張するものです。

応募者にとっては、面接で今後の人生を大きく左右することもあるので、極度の緊張をしてしまう人も少なくありません。

極度の緊張の結果、本来の自分の本領を十分に発揮することができず、不完全燃焼のまま面接が終了するというケースも珍しくないのです。

そうならないためにも、面接官は雰囲気づくりを重要視しましょう。

にこやかな表情で応募者がなるべくリラックスできるように工夫すると、応募者の緊張がほぐれます。

緊張がほぐれることで面接官も応募者が自社にマッチしている人材なのかを正しく見極めることができるようになります。

 

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2.応募者に聞いてはいけないNGな質問集

では、実際に面接で応募者に聞いてはいけない質問とは何なのでしょう。

NGな質問を1つずつご紹介します。

本籍や出身地を聞く質問

「あなたの本籍はどこですか?」

「あなたが生まれ育った街の魅力を教えてください」

このような質問はNGです。

なぜなら、本籍や出身地は選考をおこなう上で必要がない情報だからです。

仮に、上記のような質問をして選考に落ちてしまった場合、応募者によっては本籍や出身地が原因と感じる人も少なくありません。

本籍や出身地によって選考することは基本的人権の侵害行為にあたるので、注意しましょう。

家族の職業や家族構成に関する質問

「両親の職業を教えてください」

「何人兄弟ですか?」

「両親が過去に離婚しているようですが、理由を教えていただけますか?」

家族の職業や家族構成に関する質問もNGです。

これらの質問も選考する上で関係ないからです。

面接官によっては家族構成などを聞いたことで、応募者に対して変な偏見を持ってしまい、偏りのある選考をおこなう可能性もあります。

また、応募者によっては家族の職業や家族構成に関して聞かれたくないという人もいます。

そのため、これらの質問は控えるようにしましょう。

住んでいる居住地に関する質問

「現在住んでいる家は一軒家ですか?それともアパートですか?」

「現在住んでいる地域の特徴は何ですか?」

居住地に関する質問もNGです。

このような質問も選考とは関係ないので、面接をおこなう上では相応しくありません。

住まいにコンプレックスを抱えている人もいるので、住んでいる家の質問は避けましょう。

思想や宗教にまつわる質問

「キリスト教などの宗教を信仰していますか?」

「どの政党を支持していますか?」

思想や宗教にまつわる質問もNGです。

なぜなら、思想や宗教などは個人の自由として憲法で保証されているからです。

このような質問をすると応募者は、「信仰している宗派を選考の判断基準としているのではないか」という不安を抱きます。

また、応募者の中には宗教の勧誘を勧められて嫌な思いをしているという人も少なくありません。

そのため、これらの質問をしないように注意しましょう。

恋愛や結婚観にまつわる質問

「現在、お付き合いしている恋人はいますか?」

「今後、結婚や妊娠の予定はありますか?」

恋愛や結婚観にまつわる質問もNGです。

特に女性に対してこのような質問をした場合、セクハラとして訴えられる可能性があります。

また、企業によっては結婚や妊娠によって退職してしまうということから、このような質問をおこなうというケースもありますが、女性差別にあたります。

会社の評判を損ねる危険性もあるので、聞かないようにしましょう。

 

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3.NGな質問をしないためには

面接で応募者に対してNGな質問をしないための対策を2つ紹介します。

質問する内容を決めておく

面接する事前準備として質問する内容を決めておきましょう。

質問を準備する時にはペルソナの設定を明確にすることが重要です。

自社に合ったペルソナの設定をおこなってから応募者に対する質問をリストアップしていきます。

その後、採用担当者など複数名で質問内容にNGな質問がないかをチェックしましょう。

質問をチェックすることで未然に防止することができます。

面接前にロールプレイングなどをおこなう

面接官も面接前にはロールプレイングなどをおこなうようにしましょう。

質問する内容などを事前に決めていたとしても、本番の面接では何が起こるかわかりません。

そのため、応募者との話が弾んでしまい、ポロっとNGワードを発言してしまうことがあります。それだけでも応募者の入社意欲が下がる可能性があるので非常にもったいないです。

新人の面接官はもちろん、ベテランの面接官でも気が緩んでしまい不適切な言動をしてしまうこともあるので、定期的にロールプレイングなどをおこなうようにしましょう。

 

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4.まとめ

今回は面接官が面接で聞いてはいけないNG質問集と面接官が気をつける心構えについて紹介しました。

面接をおこなう上で面接官は企業の顔とも言えるので、身だしなみはもちろん、一つ一つの質問が不適切ではないかなども気をつけましょう。

そのためにも事前準備が必要です。

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参考資料:
株式会社yell|面接官の心得!面接のやり方から、見抜く質問、タブーな質問徹底解説
engage採用ガイド|【知らなきゃまずい】面接で聞いてはいけないNG質問|これもダメなの?
EPSON|面接官のNG質問は?採用面接の質問例や守るべきマナーをご紹介

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