新卒採用による5つのメリット!積極的に行うべき企業の特徴3選についても紹介!

公開日:2023.04.18

人材を雇用するにあたって、新卒採用中途採用の2パターンがあります。大企業をはじめとする多くの企業が新卒採用を行っていますが、具体的にどのような効果があるのか理解していない担当者も少なくありません。

そこで本記事では、新卒採用と中途採用の違いメリット・デメリット、新卒採用を積極的に行うべき企業の特徴などについて解説します。

 

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新卒採用とは?中途採用との違い

新卒採用とは、高校や大学・専門学校などを卒業見込みのある人材を採用することです。

一方の中途採用とは、既に社会人として経験のある人材を採用することです。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、採用活動を行うにあたって多くの企業がバランスよく使い分けています。

 

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新卒採用による5つのメリット

新卒採用によるメリットは以下の5つです。

・企業理念や風土に馴染みやすい
・優秀な人材が確保できる可能性が高い
・採用コストを抑えられる
・社内に活気が出てくる
・将来を担う人材を育成できる

順番に解説します。

 

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企業理念や風土に馴染みやすい

中途採用の場合、これまでほかの企業で働いた経験もあることから、自社の企業理念や風土に馴染むまで時間がかかったり、受け入れられなかったりすることも珍しくありません。

しかし、新卒採用は社会人として働いてきた経験がありません。スキルや経験もほとんどないクリアな状態なため、企業理念や風土にも共感しやすく、馴染みやすい傾向にあります。

優秀な人材が確保できる可能性が高い

中途採用は母数が少ないので、優秀な人材を確保しようと思っても競争率が激しく、採用できずに困っている中小企業も少なくありません。

しかし、新卒採用は中途採用と比較すると母数が多いため、優秀な人材を確保できる可能性が高まります。

採用コストを抑えられる

中途採用の時期はバラバラですが、新卒採用は決められた期間にまとめて一括で採用活動を行うことがほとんどです。そのため、中途採用よりも採用コストを抑えることが可能です。

株式会社リクルートが公表した「就職白書2020」によると、一人あたりの平均採用コストは中途採用で103.3万円、新卒採用で93.6万円であることが判明しました。(「就職白書2020」11ページ目参照。)

採用コストをなるべく抑えて人材を確保したい企業にとっても新卒採用はおすすめです。

社内に活気が出てくる

年齢層が高い従業員ばかりで構成された組織の場合、変化を嫌って従来のやり方にこだわってしまう傾向にあります。

しかし、新卒採用によって20代のエネルギッシュな若手が組織に入ることで、新たな人間関係が芽生えるようになります。柔軟な発想によって新たなアイディアも誕生するようになり、コミュニケーションも活発化するので、社内に活気が出てくるはずです。

将来を担う人材を育成できる

中途採用では、主に即戦力として働ける人材であるかどうかを判断基準とします。一方の新卒採用は、これまで社会人として働いた経験がないので、ポテンシャルを重視しています。

新卒採用で確保した人材は仕事に対するモチベーションが高いので、ジョブローテーションを行うことでさまざまなスキルや知識が身につくようになり、将来を担う人材として育成することが可能です。

 

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新卒採用による3つのデメリット

新卒採用は、メリットだけでなくデメリットもあります。主なデメリットは以下の3つです。

・即戦力として期待できない
・採用してから入社するまで時間がかかる
・早期離職となる可能性が高い

一つずつ解説します。

即戦力として期待できない

新卒採用で確保した人材はこれまで社会人として働いた経験がないため、電話対応や名刺交換などの基礎的なビジネスマナーから教える必要があります。

学校で専門的なスキルや知識を習得している人もいますが、実務に活用できるレベルではないことがほとんどなので、中途採用のような即戦力としては期待できません。

採用してから入社するまで時間がかかる

中途採用の場合、採用時期に決まりがないため、内定を出した翌月から入社してもらうことも可能です。

しかし、新卒採用では明確な就活ルールが定められており、面接の開始時期や内定を出す時期・入社時期などが決まっています。そのため、採用してから入社してもらうまで時間がかかるのがデメリットです。

早期離職となる可能性が高い

新卒採用で確保した人材は、全員が社会人として働いた経験がないため、実際に入社してから思い描いていた理想と現実のギャップに悩まされてしまうことも少なくありません。その結果、自分には合わないと感じてしまい、早期離職となる可能性があります。

早期離職を防ぐためにも、担当者は入社前に懇親会や座談会などを開催して、実際に働く従業員と交流を図る機会を設けることが大切です。

 

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新卒採用を積極的に活用した方がいい企業の特徴

新卒採用を積極的に活用した方がいい企業の特徴として、以下の3つが挙げられます。

・幹部候補となる人材を育成したい企業
・新たな事業を立ち上げたい企業
・これからも企業文化を継承させていきたい企業

順番に解説します。

幹部候補となる人材を育成したい企業

少子高齢化の影響もあり、最近では大企業であっても幹部候補となる人材不足が深刻化しています。

新卒採用で確保した人材は、企業理念や風土に馴染みやすく、帰属意識も高い傾向にあります。そのため、一から育てることで幹部候補となる人材に成長させることが可能です。

新たな事業を立ち上げたい企業

新たな事業を立ち上げるにあたって、既存の従業員だけではリソース不足となってしまう企業も少なくありません。

新卒採用では大量の人材を一気に採用できるため、大幅なリソースを確保できます。また、20代ということもあり、発想力や柔軟性もあるので、新規事業の立ち上げに適しているといえるでしょう。

これからも企業文化を継承させていきたい企業

独自の企業文化を継承させていきたいという企業も多いはずです。

新卒採用を活用することで、20代前半の若い人材を確保できるため、長期的に企業文化を継承させることが可能です。

 

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まとめ

本記事では、新卒採用と中途採用の違いやメリット・デメリット・新卒採用を積極的に行うべき企業の特徴などについて解説しました。

新卒採用によって、優秀な人材を確保できたり採用コストを抑えられたりするなど、さまざまなメリットがあります。ただし、即戦力としては期待できなかったり、採用してから入社するまで時間がかかったりするなどのデメリットもあるので、注意が必要です。

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本記事を参考に、新卒採用に注力しましょう。

 

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