採用広報とは?実施する4つのメリットや手順・成功事例についても紹介!

公開日:2023.05.02

採用活動を行うにあたって、自社へのエントリー数を増やすために採用広報に注力している企業も少なくありません。採用広報という言葉は聞いたことがあっても、具体的にどのような内容なのか理解していない担当者も多いはずです。

そこで本記事では、採用広報の基礎知識実施するメリット実際の手順などについて解説します。採用広報の実施を検討している担当者は、ぜひ最後までご覧ください。

 

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採用広報とは?

採用広報とは、企業が求職者に対して情報を発信することで興味・関心を持ってもらい、採用活動につなげることです。

採用広報を実施することで、認知度の向上採用コストの削減など、さまざまな効果が期待できます。

 

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採用広報が重要視されている2つの理由

採用広報が重要視されている理由は、以下の2つです。

・人材を確保するのが難しくなった
・デジタルメディアが急速に発達した

順番に解説します。

人材を確保するのが難しくなった

日本では、少子高齢化によって労働人口も減少傾向にあります。その結果、現在では超売り手市場となっており、人材を確保するのが難しくなりました。

実際にWantedlyが調査したデータによると、採用広報をスタートした理由として「ターゲットからの応募が集まらなかったから」「応募が集まらなかったから」という回答が多いことが判明しています。企業は1人でも多くの人材を確保するためにも、採用広報を実施しているのです。

デジタルメディアが急速に発達した

スマートフォンの普及によって、ここ数年でTwitterやTikTok・YouTubeなどのデジタルメディアが急速に発達しました。

これらのデジタルメディアをうまく活用することで、求職者との接点を増やせるようになり、採用につながります。そのため、最近になって採用広報が重要視されてきているのです。

 

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採用広報を実施する4つのメリット

採用広報を実施するメリットは以下の4つです。

・ミスマッチが防げる
・認知度の向上につながる
・求職者の志望度を高められる
・採用コストを削減できる

一つずつ解説します。

ミスマッチが防げる

たとえ人材を確保できたとしても、入社してから「イメージと違った」「仕事内容が合わない」などの理由で早期離職されてしまっては意味がありません。

しかし、採用広報を行うことで自社についての情報を求職者に発信できます。その結果、自社への理解度が深まり、ミスマッチの防止につながるのです。

認知度の向上につながる

多くの企業が人材の確保に必死のため、求人サイトに掲載しても、ほかの企業に埋もれてしまいます。

しかし、採用広報を行うことで、多くの求職者に認知してもらえます。認知度が向上することで求職者が転職を検討する際に自社を思い出してもらい、採用につながるはずです。

求職者の志望度を高められる

求人情報だけ見ても、どのような企業なのかイメージできず、不安に感じる求職者も多いはずです。

しかし、採用広報によって自社についての特徴や魅力を積極的に発信することで、求職者の志望度を高め、質の高い母集団形成が可能となります。

採用コストを削減できる

求人広告やエージェントなどを利用して採用活動を行っている企業も少なくありません。

しかし、採用広報を実施することで直接応募してくる求職者を増やせます。その結果、採用コストを削減することが可能です。

 

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採用広報を実施するための5つのステップ

採用広報の実施は、以下の5ステップで行えます。

1.実施する目的を明確にする
2.情報発信する内容を決める
3.発信手法を選ぶ
4.実際に情報を発信する
5.PDCAを回す

順番に解説します。

1.実施する目的を明確にする

採用広報を実施するにあたって、目的が明確でないと情報発信する内容がブレてしまいます。その結果、誰の心にも刺さらない可能性があるので、「なぜ採用広報を実施するのか」目的を明確にしましょう。

2.情報発信する内容を決める

採用広報で情報発信する内容を決めていきます。

情報発信する内容の例は以下の通りです。

・自社における基本情報
・仕事内容
・働き方
・実際に働いている従業員
・福利厚生や文化

基本的に採用広報で発信する情報は自分たちで決められます。ただし、目的から大きくかけ離れた情報を発信しないように注意しましょう。

3.発信手法を選ぶ

情報を発信する手法を選んでいきます。

自社サイトSNSなどで情報を発信していくのが一般的です。採用広報は継続することが重要なため、自分たちがやりやすい手法を選択しましょう。

4.実際に情報を発信する

実際に情報を発信します。

何かしらのトラブルや問題が起きた際には、柔軟に対応していきましょう。

5.PDCAを回す

採用広報は、ユーザーの反応をデータで分析しながら改善していくことで、徐々に成果へと結びつきます。そのため、定期的にPDCAを回すことを忘れないようにしましょう。

 

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採用広報の成功事例3選

採用広報の成功事例を3社ほど紹介します。

・ナイル株式会社
・freee株式会社
・株式会社メルカリ

1社ずつ解説します。

ナイル株式会社

コンサルティングサービスやサブスクリプションサービスなどを提供しているナイル株式会社では、「NYLE ARROWS」と呼ばれるオウンドメディアを運営しています。

「人」「事業」「組織」「カルチャー」「お知らせ」の分野に分かれており、ナイル株式会社について詳しく知ることが可能です。ページ下には求人情報が表示されているので、本サイトを閲覧したユーザーの獲得が期待できます。

freee株式会社

クラウド会計ソフトfreeeの開発・運用を手掛けているfreee株式会社では、採用ブログを運用中です。

インタビューを行った記事を多数掲載しているため、実際に現場で働いている従業員一人ひとりの素顔を知ることができます。その結果、ユーザーのファン化に成功しています。

株式会社メルカリ

フリマアプリ「メルカリ」を提供している株式会社メルカリでは、2016年より採用を目的としたオウンドメディアmercan」を運営しています。

実際に株式会社メルカリで働いている従業員の紹介や社内の出来事を定期的に発信しており、多くの求職者の興味・関心を惹きつけることに成功しました。

 

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まとめ

本記事では、採用広報の基礎知識や実施するメリット・実際の手順などについて解説しました。

採用広報を実施することで、自社の認知度を高めたり採用コストを削減できたりするなど、さまざまなメリットが期待できます。人材を確保するのが年々難しくなってきているので、採用活動に注力したいのであれば、採用広報の実施を検討してみましょう。

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