ビジネスマッチングとは?メリットやデメリット・成功するためのポイントも解説!

公開日:2018.08.09  更新日:2022.10.19

・コストを抑えて生産量を増やしたい
・人材リソースが不足して困っている

上記のような悩みがある企業も少なくありません。そんな企業におすすめなのがビジネスマッチング。ビジネスマッチングを利用することで、コストを抑えて生産率を向上したりお互いの情報を共有して業績を伸ばしたりすることも可能です。

そこで本記事では、ビジネスマッチングのメリットやデメリット・成功するためのポイントなどを解説します。

カンファレンス・シンポジウムプロデュースをご紹介します

ビジネスマッチングとは

ビジネスマッチングとは、新たな商談、営業先、提携先などを紹介する場です。

しかし、それはただ単に自社の商品を売る相手先としてだけではありません。資金面や建物、設備などのハード面、ノウハウや人材などのソフト面も含めて不足しているリソースをお互いに補うことで新たなビジネスチャンスを創出する場ともなるのです。

大企業はもとより、経営資源に乏しく知名度やネットワークが少ない中小企業やスタートアップ、ビジネスメソッドが不足している自治体などにはとりわけ有効な場であるといえます。現在では銀行や自治体、民間団体が橋渡し役となり各地でビジネスマッチングが行われています。

また、ビジネスの国際化を踏まえて日本と海外の企業を結ぶ取り組みなど、マッチング方法も多岐にわたっています。

 

カンファレンス運営の事例ページはこちら

ビジネスマッチングの種類

ビジネスマッチングの方法としては、以下の2通りがあります。

・対面でのイベント
・Webでのプラットフォーム

それぞれの特徴について解説します。

対面でのイベント

一つ目は対面でのイベントです。主に展示会や交流会などが挙げられます。

対面でのイベントは、直接顔を合わせて話すことができるため、円滑にビジネスパートナーを探せるのがメリットです。しかし、開催場所によっては参加できないというデメリットもあります。

Webでのプラットフォーム

2つ目はWebでのプラットフォームです。主に、ビジネスマッチングアプリやサービスを利用してビジネスパートナーを見つけます。

代表的なサービスとして挙げられるのが、クラウドソーシング。クラウドソーシングのなかでも「クラウドワークス」や「ランサーズ」などが人気で、一度は聞いたことがある人もいるはずです。

Webの場合、自分の場所に関係なく、目的に沿ったビジネスパートナーをすぐに見つけることができます。しかし、基本的にテキストを使ってやりとりするので、認識の相違が生まれたりやりとりするまでに時間がかかったりするなどのデメリットがあります。

 

カンファレンス運営の事例ページはこちら

ビジネスマッチングのメリット

ビジネスマッチングのメリットは以下の3つです。

・効率的にビジネスパートナーが探せる
・コストが抑えられる
・他社のノウハウを知ることができる

順番に解説します。

効率的にビジネスパートナーが探せる

会社を設立したばかりだったり、これから新規事業を検討したりする場合には、新たなビジネスパートナーが必要となります。ビジネスパートナーを探す方法として、飛び込み営業のように直接会社に訪問したり、ホームページから電話番号を見つけてテレアポしたりする方法などがありますが、非効率的です。

しかし、ビジネスマッチングを利用することによって、効率的にビジネスパートナーが探せるようになります。

コストが抑えられる

これまで以上に生産量を増やすために、設備に投資する企業も少なくありません。設備の追加や拡大は莫大な費用と時間を必要とするため、企業としての負担も大きくなります。しかし、ビジネスマッチングを利用することで、商品の生産をほかの企業に外注することが可能です。

その結果、時間と費用のコストを抑えることができます。

他社のノウハウを知ることができる

企業によって提供している商品やサービスが異なるので、それぞれの分野において独自のノウハウを持っています。しかし、それ以外の分野についてはノウハウがないので、業務を行う上で悩みを抱えている企業も少なくありません。

ビジネスマッチングでほかの企業と連携することによって、自社にはないノウハウを共有してもらえます。その結果、これまで以上に会社全体を成長させることにつながるのです。

 

カンファレンス運営の事例ページはこちら

ビジネスマッチングのデメリット

ビジネスマッチングのデメリットとしては、必ずマッチングするとは限らないということです。

マッチングしても信頼関係をうまく構築することができずに途中で終了したり、自分たちにとってあまりメリットが発生しなかったりするというケースもあります。マッチングするためには、お互いに信頼関係を築いて対等な立場であることが重要です。 

 

カンファレンス運営の事例ページはこちら

ビジネスマッチングイベントを開催するフロー

ビジネスマッチングイベントを開催するフローを順番に解説します。

企画、及びイベント前日までの準備

この段階では誰をターゲットにして、どのようなイベントを行うのか、といった企画から始まり、企画という設計図に基づき会場やイベント設営の手配を行います。

準備する内容には、スタッフの手配やイベントのレジュメ作成、タイムスケジュールの作成、イベントの司会や講演などを依頼する登壇者、タレントへの出演交渉など多岐にわたる業務が発生します。

当日の運営

運営当日は、会場の設営やスタッフミーティング、入場者の整理などを行うほか、実施するコンテンツによってはリハーサルが必要になる場合もあります。また不特定多数の人が出入りする場所ではセキュリティの問題も当然発生します。想定していなかったトラブルへの対応も必要になることも考えておかなくてはなりません。

イベントの総括プロデューサーのほか、進行を管理するタイムキーパーやトラブル対応の専従スタッフが必要不可欠です。

イベント後のアフターフォロー

イベント終了後は、入場者のスムーズな退場のサポートや会場のスケジュールに応じて設備の撤去が必要です。終了後はスタッフによる反省会などミーティングを行うことで社内ナレッジを蓄積し、次回のイベントへつなげるようにします。

また、イベントが終了しても、参加企業へのフォローやマッチング状況の確認など成果を確認し、イベントの効果測定をしなければなりません。この効果測定がイベントにとって最も重要なポイントと言えるでしょう。

 

カンファレンス運営の事例ページはこちら

ビジネスマッチングに成功するためのポイント

ビジネスマッチングを成功するためには、以下の2つのポイントを意識しましょう。

・Win-Winの関係性を意識する
・お互いのことをよく知る

一つずつ解説します。

Win-Winの関係性を意識する

ビジネスマッチングでは、お互いが足りない部分を補うということが重要です。自分たちが相手のタメになるノウハウを共有しても、相手から何もノウハウが共有されなければ、マッチングする意味がありません。

お互いがWin-Winの関係性になるよう、相手のことをしっかりと考えて有益な情報やノウハウを提供しましょう。

お互いのことをよく知る

ビジネスマッチングを成功させるためには、信頼関係の構築が必要不可欠です。信頼関係を構築するためにもお互いのことをよく知りましょう。お互いをよく知ることで、「相手が求めている情報は何か」、「相手にどのようなノウハウを提供したら価値があるのか」などが少しずつ理解できるようになります。

その結果、お互いが成長できるようなビジネスパートナーとなること間違いありません。

 

カンファレンス運営の事例ページはこちら

まとめ

本記事では、ビジネスマッチングのメリットやデメリット・成功するためのポイントなどを解説しました。

ビジネスマッチングを利用することで、効率的にビジネスパートナーが探せたりコストが抑えられたりするなどのメリットがあります。しかし、必ずマッチングするというわけではないので、ビジネスマッチングを利用する際にはお互いのことをよく知って、Win-Winの関係性になることを意識しましょう。

 

セミナーカンファレンス運営代行の見積項目例はこちら

\ 成功事例・トレンド・お悩み対策や便利なテンプレートなど、有用な情報を配信中! /

メルマガ登録はこちら

関連記事

2020.04.04

カンファレンスのやり方をイベント運...

大規模なビジネスイベントであるカンファレンスには、長い準備期間が必要です。具体的な目標設定と企画概要、当日運営まで、半年以上はかか...

2018.10.12

キャンペーン事務局、大変な運営業務...

製品・サービスのプロモーションにおいて欠かせないキャンペーン。それを運営面で失敗しないための方法の一つがキャンペーン事務局の代行で...

2020.06.09

これで迷わない! 学会アンケートの...

学会のアンケートを作る際のコツ、入れるべき項目、アンケート形式をまとめました。学術大会は参加者が多いため、集計ミスがないようにwe...

2020.04.07

イベント/セミナー開催に掛かる費用...

イベント開催には多くの費用が発生します。運営者として、そのような費用を経費処理していくには、どのように仕分けをして、勘定科目に落と...