定期的に開催されている学術系のシンポジウム一覧を知ろう!

公開日:2020.05.08  更新日:2022.09.30

「定期的に開催しているシンポジウムに参加したい」

「興味のあるシンポジウムを知りたい」

上記のようにシンポジウムに参加したいと思ってもなかなか情報が出てこないので困っている参加希望者も多いのではないでしょうか?

そこで、この記事では学術系のシンポジウムを行なっている代表的な学会を分野別で一覧にして紹介します。

もし、記載しているシンポジウムで希望の物が見つからない場合は下記サイトでもチェックしてみて下さい。

http://www.scj.go.jp/

 

カンファレンス・シンポジウムプロデュースをご紹介します

1.定期的に開催されているシンポジウム一覧

定期的に開催されている代表的なシンポジウムを分野ごとに一覧にして紹介しましょう。

・世界文化分野のシンポジウム

・社会環境分野のシンポジウム

・コンピュータ分野のシンポジウム

・生物分野のシンポジウム

・医療分野のシンポジウム

順番に説明していきます。

1-1.世界文化分野のシンポジウム

①アメリカ学会による「第53回年次大会」

2020年で第53回になる「年次大会」を主催するアメリカ学会。1946年に結成した高木八尺氏が結成しました。年次退会はアメリカ合衆国の学術研究をするためのシンポジウムです。

毎年6月に開催している年次大会では、プログラムとしてアメリカ合衆国を研究している研究会メンバーによる「自由論題」を始め、参加会員の興味にあった「シンポジウム」、さらに限定的テーマを加えた「部会」。アメリカに設置されたアメリカ学会と共同でプロジェクト企画された「ワークショップ」で構成されています。

②イタリア学会による「第67回年次大会」

2019年に第67回を迎えるイタリア学会による「年次大会」。イタリア学会では、イタリアの言語や文学、歴史、美術などの広いイタリア文化の学術を学び、会員や現地人と交流を図りイタリア学を日本で普及させる目的で活動しています。年次大会でも上記の意向を前提に研究発表を行ない研究者同士でのシンポジウム開催を行っています。

1-2.社会環境のシンポジウム

①社会環境学会による「社会環境学会2019年度総会・研究大会」

2008年度から続く「社会環境学会総会・研究大会」。社会環境学会の趣向は、世の中の不条理や混迷している課題点を再度見直し、誰もが人間らしい生活を送れるように社会環境を模索し、社会に提言することを目的としています。そのため、社会環境学会総会・研究大会のテーマも上記に沿った内容で進行します。

社会環境学会総会・研究大会の2018年度のテーマは「社会環境 グローバルとローカルな視点 再考―国際誤解学 はじめ」であり、2019年度は「子どもの虐待防止と家庭支援」です。研究テーマは会員を交えシンポジウムが行われます。

1-3.コンピュータ分野のシンポジウム

①CIECによる「第122回研究会」

コンピュータ及びネットワークのあり方を教育や学びにおいて研究し、成果を普及していくことを目的とする「CIEC」。そんなCIECが目指すのは、個人の目的に沿ってコンピューターを道具として利用できるよう使いこなせる事を目指しています。「研究会」は2020年で第122回と実施回数が多いです。教育現場で利用されるサイトにフォーカスしたテーマでのシンポジウムも行なわれており、第122回では「e-Portfolio」活用への問題点を議論しています。

1-4.生物分野のシンポジウム

①「野生生物と社会」学会が主催する「第25回大会」

「『野生生物と社会』学会」では、野生生物と人間との関係性における問題を解決し、学問分野においては広い情報発信を行ない実践的な知見や研究結果を議論し、結果を社会に示すことを目的としています。

2019年に行なわれた大会で第25回目です。年に一度行われる学会大会では、野生生物と社会」学会の目的にあうテーマが選出されます。例えば、第25回大会では、「金沢で考える野生生物と年の新たな関係」が取り挙げられました。内容は、地域の自立発展の支援と野生動物の管理方法の問題点を改善になります。

1-5.医療分野のシンポジウム

①日本医学教育学会の「第51回大会」

日本医学教育学会では、医学教育における研究の充実と発展のために議論し、その成果の普及を目的とします。

学会の会員構成は約2600名、さらに約300の機関会員です。また、毎年行う学術大会では1000名もの参加者が出席します。

「第51回大会」では、日本医学教育学会の目的をもとに行われ、シンポジウムのテーマを「医療専門職教育における利益相反についての考え方」や「キャリア教育目標のコンセンサスを形成する」を含む16項目を実施し丸1日を通してシンポジウムが行われます。

 

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2.まとめ

定期的に開催されているシンポジウムを一覧で紹介しました。

シンポジウムでは、各分野で様々な主催がありますので気になる分野がある場合下記の「日本学術会議」でチェックしてみるのが良いでしょう。

http://www.scj.go.jp/

また、シンポジウムは学会が行っているサイトから月額費を払えば基本的に会員入会への手続きが可能です。

会員登録後は、各学会の情報を受け取れるほか、学会の主催する大会での研究発表ができる場合もあります。学会の種類によって異なりますので、詳しくは各学会HPを閲覧下さい。

シンポジウムに参加して興味のある分野の知見を広げ、社会貢献していきましょう。

 

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