周年イベントを開催する目的とは?社内・社外向けに分けて解説!

周年イベントとは、会社の創業や商品やサービスの発売などから一定の期間が経過した節目を祝う行事のことであり、企業にとっても一大イベントと言えます。
周年イベントを成功させたいのであれば、まずは目的を設定することから始めなければいけません。
そこで本記事では、イベントの開催に伴い目的設定が重要な理由や、周年イベントを開催する目的・目的達成のために効果的な周年イベントアイデアについて解説します。
目次
イベントの開催に伴い目的設定が重要な理由
イベントの開催に伴い目的設定が重要な理由は、以下の通りです。
- イベント軸が明確に定まる
- 客観的な評価ができる
- リソース・予算・時間などを最適に配分できる
順番に解説します。
イベント軸が明確に定まる
イベントの開催に伴い目的を設定することで、「なぜこのイベントを行う必要があるのか」という根本的な問いに答えられるようになります。
その結果、イベント軸が明確に定まり、企画や準備を進めるにあたって関係者の中で共通認識が持てるようになるでしょう。
客観的な評価ができる
目的を設定することで、イベントが成功できたのかどうかを客観的に評価できるようになります。
客観的に評価することで、良かった点や悪かった点が明確になり、次回以降の改善につなげることが可能です。
リソース・予算・時間などを最適に配分できる
イベントを開催するにあたって、リソースや予算・時間などをどのように配分するかが非常に重要となります。
明確な目的を設定することで、最適に配分できるようになるため、イベントの成功確率は一段と高まるでしょう。
目的設定が重要な理由についてさらに詳しく知りたい方は、「イベントを開催する上で目的設定が重要な理由とは?失敗しないためのポイントも紹介」をご覧ください。
周年イベントを開催する目的(社内向け)
周年イベントを開催する社内向けの目的は、以下の通りです。
- 企業文化や理念を共有できる
- 従業員に感謝を伝えられる
- 従業員のモチベーション向上につながる
- 従業員間のコミュニケーションを活性化できる
一つずつ解説します。
企業文化や理念を共有できる
社内向けの周年イベントを開催することで、企業文化や理念を共有できる良い機会となります。
その結果、従業員が自社の存在意義や価値観を再認識できるようになり、企業文化の浸透に役立ちます。
従業員に感謝を伝えられる
社内向けの周年イベントは、これまで自社を支えてきた従業員に対して、経営陣や組織から感謝を直接伝えられる場でもあります。
従業員に日頃の感謝を伝えることによって、愛社精神や連帯感が高められるでしょう。
従業員のモチベーション向上につながる
周年という自社の節目を祝うことで、従業員はこれまで以上に自社に対して誇りや愛着を持てるようになります。
その結果、帰属意識やモチベーションの向上につながるはずです。
従業員間のコミュニケーションを活性化できる
従業員数が多い大企業ほど、チームや部署などでコミュニティが限定されてしまい、他の従業員と会話をする機会がない人がほとんどのはずです。
周年イベントは、普段あまり接点のない部署や役職の従業員同士が交流する絶好の機会でもあります。
周年イベントを通してコミュニケーションが活発になることで、これまで以上に情報共有や情報交換がスムーズになります。
その結果、より働きやすい職場環境となるでしょう。
周年イベントを開催する目的(社外向け)
社外向けの周年イベントは、主に顧客や取引先・パートナー企業・地域社会などに向けて開催されます。
周年イベントを開催する社外向けの目的は、以下の通りです。
- 商品やサービスの認知度向上に期待ができる
- 信頼関係の構築につながる
順番に解説します。
商品やサービスの認知度向上に期待ができる
社外向けの周年イベントでは、外部の方に対して企業そのものや、自社の商品・サービスをアピールする場でもあります。
新商品の発表会やキャンペーンなども組み合わせることで販促効果にもつながるため、ぜひ検討してみましょう。
信頼関係の構築につながる
社外向けの周年イベントは、日頃から支えてくれている顧客や取引先などに対して、直接感謝の気持ちを伝えられる場でもあります。
感謝の気持ちを伝えることで、さらなる信頼関係の構築につながるでしょう。
目的達成のために効果的な周年イベントアイデア
目的達成のために効果的な周年イベントアイデアとして、以下の4つを紹介します。
- 社内表彰式
- 記念グッズの配布
- 歴史を振り返るムービーの視聴
- ワークショップの開催
社内表彰式
社内表彰式は、優れた成果や功績を挙げた従業員を企業全体で称えるイベントであり、最近では定期的に開催する企業も増えてきています。
社内表彰式を開催することで、従業員のモチベーション向上や従業員同士の連帯感が深まるため、おすすめです。
社内表彰式を盛り上げるためにも、ユニークな賞を新設したり、豪華な景品を用意したりしましょう。
社内表彰式を盛り上げるためのユニークなアイデアについてさらに詳しく知りたい方は、「社内表彰を盛り上げるためのユニークなアイデア7選!メリットや注意点も解説」をご覧ください。
記念グッズの配布
周年イベントの開催に伴い、記念グッズを配布する企業も少なくありません。
記念グッズを作成する際には、必ず自社のロゴや社名を記載するようにしましょう。
そうすることで、PR効果に期待ができます。
日常生活でも使用してもらえるよう、記念グッズはボールペンやクリアファイル・エコバッグ・タンブラーなどがおすすめです。
歴史を振り返るムービーの視聴
周年イベントに自社の歴史を振り返るムービーを制作し、参加者に視聴してもらう企業もあります。
ムービーにすることで、口頭で説明するよりも伝わりやすく、記憶に残りやすいのが最大のメリットです。
ムービーは社内で制作しても問題ありませんが、クオリティにこだわりたいのであれば制作会社に相談してみましょう。
ワークショップの開催
ワークショップを開催するのもおすすめです。
ワークショップとは、参加者が主体的に参加して体験や実践を行うことで、学びや気づきが得られる体験型講座のことです。
ワークショップでは、他の参加者と協力する必要があるため、自然と交流が深まります。
社外向けの周年イベントであれば、間接的に自社の商品やサービスのアピールにつなげることもできるでしょう。
まとめ
本記事では、イベントの開催に伴い目的設定が重要な理由や、周年イベントを開催する目的・目的達成のために効果的な周年イベントアイデアについて解説しました。
周年イベントを開催する目的として、企業文化や理念を共有できたり、従業員に感謝を伝えられたりすることなどが挙げられます。
目的達成のために効果的な周年イベントアイデアとして、社内表彰式や記念グッズの配布などがあるため、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
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