人的資本経営の基礎知識やメリット・取り組むためのステップについて解説!

公開日:2023.12.12  更新日:2023.12.13

近年は「人的資本経営」が重要視されていますが、具体的にどのような内容なのか、あまり把握していないという人も多いのではないでしょうか。

本記事では、人的資本経営の基礎知識やメリット・取り組むためのステップについて解説します。

人的資本経営について詳しく知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。

 

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人的資本経営とは?

人的資本経営とは、人材を「資本」として捉えて、その価値を最大限に引き出すことによって、企業価値の向上につなげる経営手法のことです。

これまでは「人材=資源」といった考え方がされていたため、育成や教育にかかる費用はコストと見なされていました

一方、人的資本経営は「人材こそが利益をもたらす存在である」という考え方のため、人材は資源ではなく資本に位置づけられます。

資本には「有形資本」と「無形資本」の2つがありますが、人的資本は無形資本に含まれます。

 

人的資本経営が最近注目されている3つの理由

人的資本経営が最近注目されている理由として、以下の3つが挙げられます。

  • 少子高齢化による労働人口の減少
  • デジタルテクノロジーの発達
  • サステナビリティへの取り組み

順番に解説します。

 

少子高齢化による労働人口の減少

日本では、少子高齢化による労働人口の減少が深刻化しており、多くの企業は新たな人材を確保するのが難しい状況です。

また、終身雇用制度が崩壊しつつあることから、人材の流動化が激しくなってきています。

これらのことから、1人でも多くの人材を自社で確保するためにも、人的資本経営に取り組む企業が増えてきているのです。

 

デジタルテクノロジーの発達

最近では、デジタルテクノロジーが急速に発達したこともあり、ほかの企業との差別化を図るのが難しくなってきています。

しかし人材であれば、それぞれが持つスキルやポテンシャルが異なるため、差別化を図ることが可能です。

従業員一人ひとりが自身のポテンシャルを最大限発揮できるような環境を構築するためにも、人的資本経営の取り組みが積極的に行われているのです。

 

サステナビリティへの取り組み

昨今ではSDGsへの注目が高まり、企業は活動において「サステナビリティ」を求められるようになりました。

サステナビリティとは、日本語で「持続可能性」と呼ばれており、環境や経済に配慮することで、社会全体を持続可能な状態へと導くことです。

企業のサステナビリティへの取り組みに注目する人が増えたいま、サスティナビリティへの配慮が十分できていれば、企業イメージの向上につながります。

なお、人的資本経営はサステナビリティ実現の一環であることから、なおさら注目度が高まっているのです。

 

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人的資本経営に取り組む4つのメリット

企業が人的資本経営に取り組むメリットは、以下の4つです。

  • 生産性の向上につながる
  • 帰属意識が高まる
  • 企業イメージが向上する
  • 資金が調達しやすくなる

一つずつ解説します。

 

生産性の向上につながる

人的資本経営は、人材を資本と捉えているため、企業は従業員に対しての投資を惜しみません。

投資することによって、従業員一人ひとりのスキルを高められるようになり、生産性の向上につながります

その結果、最終的には売り上げの増加に期待ができます。

 

帰属意識が高まる

人的資本経営によって人材に惜しみなく投資することで、従業員は「自分たちのことを大切にしてくれている」と思うようになります。

その結果、自然と帰属意識が高まり、離職率の低下につながります。

 

企業イメージが向上する

人的資本経営は、サステナビリティへの取り組みの一環でもあるため、企業イメージの向上に期待ができます。

企業イメージが向上することで、求職者からも注目を集めるようになるため、新たな人材の確保にもつながるはずです。

 

資金が調達しやすくなる

人的資本経営は、投資家目線において企業価値を判断するための材料の一つでもあります。

そのため、人的資本経営に取り組むことで投資家から評価されるようになり、投資対象としても注目されるので、これまで以上に資金が調達しやすくなります

その結果、人的資本経営によって企業を急速に成長させることも可能です。

 

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人的資本経営に取り組むためのステップ

人的資本経営に取り組むための手順は、以下の4ステップです。

  • 現状を把握する
  • 経営戦略と人材戦略を紐付ける
  • KPIの設定と施策について考える
  • 実行・改善する

順番に解説します。

 

1.現状を把握する

人的資本経営に取り組む前に、まずは自社の現状を把握することから始めましょう。

具体的に把握すべき内容は、以下の通りです。

  • 従業員のスキルやこれまでの経験
  • 従業員のポテンシャル
  • 自社が抱えている課題

 

2.経営戦略と人材戦略を紐付ける

現状の把握が完了したら、経営戦略と人材戦略を紐付けましょう。

経営戦略と人材戦略を紐付けることで、経営層と人事部がお互いの考えを理解できるようになり、認識の相違を防げます。

 

3.KPIの設定と施策について考える

経営戦略と人材戦略の紐付けが完了したら、KPIの設定と実現のための施策を検討します

KPIとは「Key Performance Indicator」の略称であり、最終ゴールを達成するまでの中間目標のことです。

なお、投資家から評価してもらうためには、差別化を図れるような自社ならではの独自性を盛り込むことが大切です。

 

4.実行・改善する

1〜3のステップまで完了したら、実際に人的資本経営に取り組んでいきます。

途中でイレギュラーな事態が発生することも十分に考えられますので、柔軟に対応できるような体制を整えておくことが大切です。

人的資本経営の取り組みは長期的であるため、定期的にPDCAを回しながら改善していきましょう。

 

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まとめ

本記事では、人的資本経営の基礎知識やメリット・取り組むためのステップについて解説しました。

人的資本経営は、少子高齢化による労働人口の減少や、デジタルテクノロジーの発達などによって注目されてきており、取り組むことで生産性の向上につながったり、帰属意識が高まったりするなどのメリットが期待できます。

そのため、まだ取り組んでいない企業は、本記事を参考に検討してみましょう。

 

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