ライブイベント制作会社の仕事内容、就職する魅力とは?

公開日:2020.04.07

 

日本全国でさまざまなイベントが開催されていますが、その企画運営を行っているのがイベント制作会社です。

特にライブイベントの制作を行っている会社は、若い世代からの人気も高く、仕事をしてみたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

 

今回は、そんなライブイベント制作会社の仕事内容や、そこで働いている人の職種、そして実際にライブイベント制作会社に就職するにはどうすればいいのかについて、わかりやすく解説します。

 

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1.ライブイベント制作会社の仕事とは

 

1-1.ライブイベント制作会社って何?

単純にイベントと言っても、その内容は多岐に渡ります。

 

1.展示会

2.セミナー

3.会議

4.コンサート・ライブ

5.物産展

6.その他

 

自動車のモーターショーやオリンピック、首脳会議のような国際会議など大々的に開催される大型イベントもあれば、地区の物産展や会社の会議などの小型イベントなどもあります。

 

そんな多種多様なイベントを企画、当日の運営までさまざまな仕事を専門に請け負うのがイベント制作会社です。

 

その中でもコンサートやライブなどを主体に企画する会社がライブイベント制作会社です。音楽ライブやお笑いショーなどエンターテインメント系ライブを中心に企画、会場設営、集客、当日の運営などに到るまでを担います。

華やかな印象があるためか、特に若者に人気の高い分野のイベント制作会社と言えるかもしれません。

 

 

1-2.ライブイベント制作会社の仕事内容

 

1)ライブイベントの企画

主催者の意向を聞いて、どのような目的のイベントを開催したいのかの構成を検討します。

 

2)企画に基づいた会場やスタッフの手配

日時や規模などを考慮して最適の会場を手配、当日の運営スタッフを確保します。

 

3)ライブイベントの販促準備

チラシやポスターなどの各種媒体の準備・手配を行います。

 

4)当日の運営

当日は運営者として司会進行や各スタッフへの指示・管理を行います。

 

これら全てをライブイベント会社の専門スタッフが担います。

イベント制作会社には、一連の職種の人員を抱えており、各専門分野のスペシャリスト達が連携して、企画から当日運営まで一連のイベントを回していくわけです。

 

以下、ライブイベント制作会社の職種と具体的な仕事内容について見ていきましょう。

 

 

1-3.ライブイベント会社の職種

 

1)イベントプロデューサー

クライアントの要望を聞いて、イベントの企画立案をします。そしてイベントの統括として、各専門の人間達の状況を管理します。

イベントの全てを俯瞰的に見る能力が必要なため、経験値や高いスキルが要求されるだけでなく、的確な判断力や交渉力、そして統率力が求められます。

ライブイベント制作会社の花形職種であり、最終到達点の職種と言えるでしょう。

 

 

2)イベントディレクター

イベントの企画・提案から制作業務、現場の指揮監督までをトータルで行います。

イベントプロデューサーが参謀本部の本部長なら、イベントディレクターは実務現場の総司令官です。ただし、この辺りの線引きは難しいこともあり、イベントプロデューサーとイベントディレクターは兼務される場合が多いようです。

 

 

3)イベントスタッフ

イベント現場には多くの業務がありますが、実際に実務を担うのがイベントスタッフです。

イベントスタッフには、受付スタッフ、設営スタッフ、誘導スタッフ、警備スタッフなど、他にも多くのスタッフ業務があります。イベント業務はとても多くのスタッフによって支えられているわけです。

 

 

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2.ライブイベント制作会社に就職する方法

 

ライブイベント制作会社に就職する方法としては、新卒で就職する場合と中途で就職する場合の2つがあります。

 

2-1.ライブイベント制作会社に就職する方法

特に高学歴を求められる職業ではありませんが、大手に就職を希望する場合は、ある程度の学歴が必要な場合もあります。

イベント会社に就職するために、特別な資格などは必要ありません。ただし仕事はなかなかハードなため、体力に自信のある体育会系の人が多く見られる業界と言えるでしょう。

 

 

2-2.ライブイベント制作会社に中途で就職する方法

特に前職で同業に従事していたことを求められることは多くは無いようです。別業界からの転職であっても特に不利になることはありません。

ただし、とにかくハードな仕事であるため、未経験の場合はイベントスタッフからの採用となる場合が多いため、出来るだけ若くて体力のある人材が求められる傾向があります。

 

他業界でも企画・運営系の仕事をしてきた経験がある場合は採用される確率が高くなるかもしれません。

 

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3.まとめ

ライブの企画から運営までを担うライブイベント制作会社は、見た目は華やかなため若い世代からの人気も高い仕事です。ただし見た目とは裏腹に非常にハードな仕事であり、まずは体力が求められるガテン系の仕事になります。

それでもイベントプロデューサーのような企画・運営の統括になれば、自分プロデュースの企画で多くの人を感動させることのできるやりがいのある仕事です。

 

今回の記事でライブイベント制作会社の仕事内容や、そこで働いている人の職種、そして実際にライブイベント制作会社に就職するにはどうすればいいのかの参考にしてください。

 

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