Microsoft Teamsのウェビナーとは?基礎情報や利用手順について解説!

公開日:2024.10.29

Microsoft Teamsとは、Microsoft社が開発したビジネス向けのチャットツールのことであり、チャットだけでなく、通話やビデオ会議も行えます。

そんなMicrosoft Teamsに、新機能として「ウェビナー」が追加されました。

本記事では、Microsoft Teamsのウェビナーの基礎情報や利用手順・ウェビナーを成功させるためのコツについて解説します。

 

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Microsoft Teamsのウェビナーとは?

Microsoft Teamsのウェビナーとは、名前の通りウェビナーを開催できる機能のことです。この機能は2021年5月末に追加されました。

Microsoft Teamsのウェビナーでは、最大1,000人までのユーザーを参加させることが可能で、参加者はライセンスやアカウントが必要ありません。

 

ライブイベントとの違いについて

Microsoft Teamsでは、ウェビナーと似ている機能として「ライブイベント」があります。

ライブイベントとは、最大1万人のユーザーに対してストリーミング配信が行える機能のことです。

ウェビナーとの大きな違いは、以下の通りです。

 

  ウェビナー ライブイベント
参加可能なユーザー数 最大1,000人 最大1万人
開催可能時間 33.5時間 4時間
申し込みページの作成 ×
投票機能 ×
リアクション ×

 

ウェビナーとライブイベントは、メインの機能はほとんど同じですが、参加可能なユーザー数や開催可能時間、そのほかさまざまな機能に違いがあります。

使い分ける方法として、参加ユーザーが1,000人未満の場合はウェビナー、それ以上の場合はライブイベントと覚えておきましょう。

 

Microsoft Teamsのウェビナーでできること

Microsoft Teamsのウェビナーでできることは、以下の通りです。

  • Teamsでの予定作成
  • Outlookでの予定作成
  • 申し込みページの作成
  • 録画
  • QAレポート
  • 参加者レポート
  • スタンドアウト表示
  • PowerPoint Live
  • ブレイクアウトルーム
  • 投票機能
  • リアクション

このように、ウェビナーの開催に必要な機能は標準で搭載されています。

 

Microsoft Teamsのウェビナーが利用できるプラン

Microsoft Teamsのウェビナーを主催するためには、以下のようなプランに加入している必要があります。

  • Microsoft 365 Business Standard
  • Microsoft 365 Business Premium
  • Microsoft Teams Enterprise

※記載の情報は2024年10月28日時点のものです。

ウェビナーの利用を検討しているのであれば、契約するプランを間違えないようにしましょう。

 

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Microsoft Teamsのウェビナーの利用手順

Microsoft Teamsのウェビナーの利用手順は、以下の5ステップです。

  • ウェビナーを準備する
  • 登録フォームを設定する
  • オプションを設定する
  • ウェビナーを案内する
  • ウェビナーを開催する

順番に解説します。

 

1.ウェビナーを準備する

まずはMicrosoft Teamsを開いて、カレンダーからウェビナーを準備します。

画面右上にある「新しい会議」から「ウェビナー」を選択して、タイトルや予定日時などを入力しましょう。

入力が完了したら、「送信」をクリックすることで、カレンダーにウェビナーの予定が登録されます。

 

2.登録フォームを設定する

次に登録フォームを設定します。

カレンダーに登録されたウェビナーの予定をクリックして、「編集」を選択します。

「登録フォームをカスタマイズ」をクリックすると、登録フォームが表示されるので、自分好みにカスタマイズしましょう。

 

3.オプションを設定する

登録フォームの入力が完了したら、オプションを設定します。

オプションの設定は、カレンダーに登録されたウェビナーの予定から「編集」を選択し、「会議オプション」を開きます。

その後、「オプションを変更」をクリックすることで設定することが可能です。

オプションでは、主に以下の項目を設定できます。

  • ロビーを迂回するユーザー
  • 出席者のマイク・カメラ許可
  • 会議のチャット許可
  • Q&A
  • 言語の通訳 など

設定が完了したら、「保存」ボタンをクリックしましょう。

 

4.ウェビナーを案内する

オプションを設定したら、ウェビナーを案内します。

ウェビナーを案内する際には、リンクも忘れずに共有しましょう。

リンクは、ウェビナーの詳細画面を開いて「登録リンクのコピー」をクリックするだけで取得できます。

 

5.ウェビナーを開催する

開催時間を迎えたら、カレンダーに登録されたウェビナーの予定から「参加」をクリックします。

カメラやマイクを確認して問題がなければ、「今すぐ参加」を選択しましょう。

 

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ウェビナーを成功させるためのコツ

ウェビナーを成功させたいのであれば、以下4つのコツを意識しましょう。

  • 集客時に参加する上でのメリットを伝える
  • リマインドメールを送る
  • リハーサルを必ず行う
  • イレギュラーな事態が起きたときのためにマニュアルを用意しておく

一つずつ解説します。

 

集客時に参加する上でのメリットを伝える

集客時には、ウェビナーの概要だけを伝えるのではなく、参加する上でのメリットも併せて伝えるようにしましょう。

そうすることで、ユーザーはウェビナーに対する興味関心が高まり、参加率の向上に期待ができます。

 

リマインドメールを送る

ウェビナーの開催日を勘違いしたり忘れたりしてしまい、当日は欠席となるユーザーも少なくありません。

そのような事態を防ぐためにも、リマインドメールを送るようにしましょう。

一度リマインドメールを送っただけではあまり効果に期待ができないため、2週間前・1週間前・3日前と段階的に複数回に分けて送るのがおすすめです。

 

リハーサルを必ず行う

ウェビナーが成功するかどうかは、事前準備次第といっても過言ではありません。

そのため、ウェビナーを成功させたいのであれば、リハーサルを必ず行いましょう

可能であれば、リハーサルは一度だけでなく何度も行うことをおすすめします。

 

イレギュラーな事態が起きたときのためにマニュアルを用意しておく

いくらリハーサルを行ったとしても、本番当日は何かしらのイレギュラーな事態が起きる可能性があります。

そのため、万が一に備えて対応マニュアルを用意しておきましょう

マニュアルを用意しておくことで、たとえイレギュラーな事態が起きても迅速な対処が行えるようになり、滞りなくウェビナーを進められます。

 

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まとめ

本記事では、Microsoft Teamsのウェビナーの基礎情報や利用手順・ウェビナーを成功させるためのコツについて解説しました。

Microsoft Teamsのウェビナーは、最大1,000人まで参加することが可能で、ウェビナーに必要な機能が豊富に搭載されています。

そのため、これからウェビナーの開催を検討している方は、ぜひ利用してみてください。

「自分たちでウェビナーを開催できるか不安」ということであれば、株式会社ニューズベースにお任せください。

 

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