回答率が高いセミナーアンケート用紙の作り方とテンプレート

公開日:2020.03.11  更新日:2022.09.30

「セミナーアンケートの作り方がわからない」と悩んでいませんか?

セミナーでアンケートを取る目的は、下記の4点に絞ることができます。

・参加者の基本情報を調査し、顧客リストとして運用する

・参加者の属性や潜在的ニーズを調査し、自社のサービス提供に役立てる

・セミナーの満足度を調査し、セミナーの品質向上に役立てる

・ニーズの高いテーマを調査し、今後のセミナー開催に役立てる

このように、アンケートはセミナー参加者の属性や、サービス向上のヒントを知ることができる、重要なマーケティングツールです。

アンケートを有効活用するには、思わず答えたくなるアンケートの作成方法を知らなければなりません。

この記事では、回答率の高いセミナーアンケート用紙を作るポイントや入れるべき質問を、丁寧にわかりやすく解説します。

アンケートのテンプレートをダウンロードできるサイトも紹介するので、ぜひ活用してください。

 

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1.セミナーのアンケート用紙の作り方

アンケート用紙を作る際には、「いかに回答率を上げるか」に焦点を絞って構成を考えましょう。

今回は、「回答者が答えたくなるアンケート用紙を作るポイント」として、下記の3つを紹介します。

1-1.アンケート用紙はA4サイズ1枚で

アンケート用紙の大きさは、A4サイズ1枚がベストです。
用紙の裏表にびっしり設問があると、答えるのが面倒くさく感じてしまいます。かといって、設問が少なすぎるとデータの統計が取れず、今後に活かすことができません。

アンケートはA4サイズ1枚に収め、設問は多くても10問までにしましょう。

1-2. 導入文に感謝とアンケート実施の理由を記載する

導入文を工夫することで、回答率は大きく変わるといっても過言ではありません。

導入文で回答率を上げるには、「セミナー参加への感謝」と「アンケート実施の理由」を記載するのがポイントです。

感謝は回答者に好印象を与えます。

また、「今後のセミナーの満足度向上のため」や「顧客へと還元するため」など、回答者にとってもメリットのあるアンケート実施の理由を記載することで、回答率を上げることができます。

1-3.選択式と自由回答を使い分ける

すべての設問を自由回答にするのではなく、選択式の設問を適度に配置することで、回答しやすくなります。

「顧客情報」や「セミナーを知ったきっかけ」など、簡単に答えられる情報はチェックボックスやラジオボタンで対応しましょう。記入者だけでなく、集計者にとっても手間が省けるため、一石二鳥です。

 

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2.セミナーアンケートに入れるべき項目

それでは、セミナーアンケートに入れるべき項目を見ていきましょう。

2-1.参加者の基本情報

セミナー参加者の属性を知り、継続的にアプローチしていくために、参加者の氏名・年齢・性別・居住地・メールアドレスといった基本情報の回答欄を設置しましょう。

2-2.セミナーを知ったきっかけ

効果のあった宣伝媒体を調査することができます。

今後、回答の多かった宣伝媒体に力を入れていくことで、集客力の強化が可能です。

2-3.セミナーに参加した目的

参加者の潜在的ニーズを調査することができます。

「参加者が何を求めてセミナーに参加したのか」を知ることによって、参加者のニーズに寄り添ったサービス提供が可能になります。

2-4.セミナーの満足度

セミナーを通して、参加者が参加前に抱いていた悩みを解決できたのかどうかを知ることができます。

また、自社サービスの品質を第三者の目から確認してもらうことで、サービスの改善点や自社の強みを知るきっかけともなります。

2-5.今後のセミナーで知りたい情報

この設問では、参加者の興味関心を引くテーマを調査して、今後のセミナー開催に役立てることができます。

参加者のニーズの高いテーマでセミナーを開催することで、今後開催するセミナーの満足度を高めることが可能です。

 

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3.アンケートのテンプレートをダウンロードできるサイト

自分でアンケートを作ることに苦手意識を感じる場合、テンプレートを活用してみてはいかがでしょうか。

下記の3つのサイトでは、セミナーアンケートのひな型となるテンプレートがダウンロードできます。どれも使いやすいテンプレートとなっており、アンケート作成の手間を大幅に減らすことができます。

ただし、必ず自社のセミナーに適した形にアレンジしてから使用しましょう。

3-1.BOXIL

無料会員登録することで、セミナーアンケートのテンプレートをダウンロードできます。

ワードファイルでダウンロードでき、アレンジも簡単。

5色×4種類のテンプレートがあり、全20種類の中から選択可能と、とても使いやすいテンプレートとなっています。

BOXIL サイト

3-2.Form lab

チェックボックス、ラジオボタン、自由記述欄がバランスよく使われているテンプレートです。

その他、イベント(展示会)アンケートやマーケット調査、従業員満足度アンケートなど、各種アンケートが用意されており、様々なビジネスシーンで役に立ちます。

Form lab サイト

3-3.hirameki

無料会員登録を行うことでテンプレートがダウンロード可能です。

テンプレートは自由記述項目がメインとなっているため、セミナー内でアンケートの回答時間をたっぷり取っておくと、有用なデータを集計できるでしょう。

hirameki サイト

 

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4.まとめ

いくつかのコツを押さえるだけで、アンケートの回答率は大きく変わります。

アンケートで集計したデータは今後の企業のマーケティングに役立つため、テンプレートも活用しながら、回答率の高いセミナーアンケートを作成しましょう。

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