忘年会で「職場活性化」と「人材育成」幹事ができれば仕事もできる!

ビジネスサプリ

本記事はビジネストレンドやビジネスハックについて会話型で解説を行うフィクション記事です。実在の人物や団体とは関係ありません。

八代さん
日本舞踊とゾンビ映画が好きなOL 上司に丁寧な物腰で失礼な事を言うのが得意。趣味に没頭しており、世の中のトレンドに疎い。悪気はない。

部長
会社で割とエライ人 八代さんに失礼な事を言われる事に困惑している。役職柄社員の働き方が気になっている。最近のトレンドや日本だけでなく海外の事情にも詳しい。


「はああああ…」

「どうしたの八代さん?」

「今年の忘年会、私が幹事じゃないですか?」

「ウチの部署からも人出してくれって言われたからね。期待しているよ!」

…さいですね。

「え?」

…さいです。

「声小さくて聞こえないんだけど?なんて言ってるの?」

メンドクサイです!

「だいぶハッキリと言ったね、八代さん。ちゃんと聞こえたよ」

「年末に向けて忙しくなっていくのに、さらに忘年会幹事も押し付けるなんて、そんなに部長は私が嫌いなんですか!?」

「押し付けるなんて聞き捨てならないな。好き嫌いで君に幹事を任せたワケじゃないし。僕は今回の忘年会で君に成長してもらいたいと思っているんだよ。」

「忘年会の幹事をするだけで私が成長すると思っているんですか?甘いですよ!」

「(甘いってなんだよ?)ちなみに今回の忘年会のテーマってなんなの?」

「えーと?英語でよく分からなかったんですけど。確か“えんぷろい・あぷりしえいそん”とか言っていたような…。」

「それって、もしかしてEmployee Appreciation ?」

「なんなんですか?その“えんぷろい・あぷりしえいそん”って?」

「従業員に対する感謝の事だよ。アメリカとカナダでは3月の第1金曜日に行われている行事がある。Employee Appreciation Dayって言うんだけど。なるほど、“従業員に感謝を伝える忘年会”というテーマなんだね。」

「忘年会の日に従業員に感謝するっておかしくないですか?」

「元々、忘年会はただ騒いで飲むだけじゃなくて、1年の慰労をねぎらう意味がある。その面を押し出すって事なんじゃないかな。八代さんは、このテーマから考えつく忘年会の企画ってない?」

「ないですね。」

「即答しないで、少しは考えようよ。君にも職場に感謝したい人はいるだろう?その人が喜んでもらうために何かしてあげようとかさ。」

「…えーと、そういうのでしたら。頑張ってる人を褒めるのはどうでしょうか?」

「社内表彰をするってこと?」

「うーん。お酒の席だし、かしこまった表彰式というよりは、少しくだけた感じにしたいですね。それに、いつも表彰されているような目立つ人じゃなくて、普段は目立たないけど皆からは信頼されている人に感謝を伝えるとか…?」

「(おや?割とまともな意見だぞ。)ふむ。いいんじゃない。それはどうやって選ぶの?」

「部署やチームごとに投票を呼びかけるんです。“気づかいが素敵な方”ですとか、和ませる雰囲気を持った“癒やしてくれる方”みたいな人物を事前にアンケート調査するんです。」

「(どうしたんだ?良い意見を言っている気がする。)ただアンケートを募っても、皆は面倒くさがって答えてくれないんじゃない?」

「そうですか?ちゃんと、今回の主旨を伝えたら面白がって答えてくれるような気がします。」

「そうだね。それじゃあ告知する時は、企画意図は明確に伝える必要がある。参加者の意識を擦り寄せなきゃ協力してくれないからね。」

「うーん、そうですよね。それだったら、どうすれば面白くて皆が盛り上がれる表彰式になるか、しっかり考えてみます。」

「おお!そう言ってくれて嬉しいよ。君に忘年会幹事を任せたのは、いつまでも指示待ちの姿勢じゃなくて自発的に行動して欲しかったのもあるんだ。」

「私にも日頃からお世話になっている方はいますからね。その方が喜んでもらえるように幹事してみたいと思います!」

「期待しているよ。君は人なつっこいから社内の人間と色々なコネクションがあるみたいだし、社内の人間のキャラクターにあった表彰式してくれそうだ。社内の人間を巻き込んでプロジェクトを進めていって欲しいな。そうだ、企画が固まってきたら、1度私に見せてくれないか?」

「わかりました!(よし!私が表彰されるように根回ししなきゃ!)」

「(やけに素直に事が進んで、少し気持ち悪いな。)君のその人懐っこさと、神経のずぶと…ハートの強さは、前々から何かに生かせるはずだと思ってたんだ。まずはこの忘年会の幹事に生かしていこう!」

「はい!頑張ります!」

「私も君に期待してアサインしたんだから、この期待を超える行動をして欲しい。」

「はい!」

「僕も若い頃は、よく忘年会幹事をやらされたよ。しかし、忘年会が成功した時に皆が褒めてくれた事が本当に嬉しかったし、社会人としても成長できたんだと思う。忘年会を単なる宴会だと思わずに、職場が活性化する機会を提供して、自分が成長できる場として考えて欲しいな。」

「わかりました!さっそく余興の案を考えたのですが!」

「お、いいね!どんどん意見を言ってきなさい!」

「皆に部長の嫌いな所をアンケートして壇上で発表。さらに部長に食べさせたい激辛・ゲテモノ料理を集計して、実際に食べて頂くというのはいかがでしょうか?皆の共通の敵をやっつければら団結して盛り上がれると思うんです!」

「(満面の笑顔だよ。このコ。そんなに嫌われてるの、おれ?いや、その、まあ、余興の案ならこういうのを参考にしてみたら。。。。」

参考文献

実は日本には働く人に感謝する祝日はない?! でもエンゲージメントを高めるには必要かもしれない!エンゲージメントフォーラム)

忘年会ゲームで盛り上がる簡単な物7選!チーム対抗・大人数・少人数(役立つ情報をシェアしてあなたをハッピーに!)