周年記念事業のアイデアを出そう!イベント成功事例紹介

イベントアイデア

2018~2019年は“周年”ブームといわれており、多く企業が節目を迎えます。帝国データバンクによると、2018年に節目の年を迎える「周年記念企業」は、なんと全国で13万9359社にのぼり、そのうち1308社は100周年を迎えます(※₁)。それに伴い、街中のポスターや企業ホームページで、記念メッセージや記念ロゴマークを見かける機会も増えていています。また、勤務先や経営する会社が節目を迎えるという方も多いのではないでしょうか。

周年記念事業といえば、セレモニー型から福利厚生型、PR事業型や社会貢献事業型など様々な種類がありますが、中でも、会社の節目を祝う「周年記念イベント」を行う企業もそれに伴い増加しています。周年記念イベントを行うことで、対外向けには自社のこれまでの歴史や今後のビジョンをアピールでき、社内的には会社の理念を共有するとともに日ごろの感謝の念を伝えることが可能だからです。

ですが、周年記念イベントとはどういったものなのか、何をすれば良いのか、どうすればより効果的なイベントになるのか分からない場合も多いでしょう。

そこでこの記事では、周年記念イベントの効果や最新の具体例について詳しくご紹介いたします。ぜひご参考にしてください。

周年記念イベントについて徹底解説

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周年記念イベントとは

周年記念イベントとは、創業5年、10年、100年といったように会社の節目となる年を祝うために行われるイベントです。

周年記念イベントは、大きく対外向けと社内向けに分けられます。それぞれについて、イベントがもたらす効果を詳しくご紹介しましょう。

対外向け周年記念イベントの効果


対外向けの周年記念イベントを開催する目的は、お世話になっている取引先企業や外注先の方々へ、自社の持つ歴史や実績などを知ってもらうことです。自社を良く理解してもらうことで信頼を深め、より良いお付き合いへと繋げることができます。

また、店舗の場合は「開店10周年記念セール」といったように、お客様への感謝を伝えつつ、集客効果も得られる周年記念イベントを開催する場合もあります。

社内向け周年記念イベントの効果

社内向けの周年記念イベントを開催する目的は、日ごろ頑張ってくれている社員や職員への感謝を伝え、一緒に自社の歴史やビジョンへの理解を深めることです。自社を理解し、他の社員と交流を深めることで社内の一体感やモチベーションを高める効果が見込めます。

以上のように、周年記念イベントは自社の経営にとって大きな効果があります。

企業の周年記念事業イベント最新事例

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ここでは、企業の周年事業イベントの最新事例を、対外向けと社内向けに分けてご紹介いたします。

対外向け周年事業イベント事例 


1. 貝印創業110周年記念イベント「KAI BEAUTY LESSON」

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総合刃物メーカーの貝印株式会社は、2018年に創業110周年を迎えました。それを記念して、「いい刃の日」である11月8日に、貝印初のポップストア「KAI」を二子玉川 蔦屋家電にてオープン。

営業初日には、「KAI BEAUTY LESSON」と題したビューティーセミナーを開催。人気ヘアメイクアップアーティストの小田切ヒロさんをゲストに迎え、2019年の最新トレンドメイクの発表やKAIビューティーアンバサダーを務める女優・モデルの内田理央さんとのトークショーが行われました。

貝印はメイクブラシなどのビューティーツールを展開しており、イベントでは、小田切ヒロさんがメイクにおけるツールの重要性を開設。内田理央さんも貝印のビューティーツールの良さを紹介していました。

この事例のポイントは、自社製品であるビューティーツールとイベントの内容を上手くマッチングさせていること。ターゲットである「メイク好きの女性」を引きつけ、上手に良さをアピールしています。

2.新潟開港150周年記念事業「Nii port」

2019年1月1日に開港150周年を迎える新潟港では、記念イベントを実施。7月14日の「オープニングセレモニー」と同時に、「海フェスタ新潟」と題したキックオフイベントが行われました。内容は、体験乗船や海を見ながら楽しめるグルメイベントや音楽イベント、航空自衛隊の飛行チーム・ブルーインパルスによる展示飛行などです。

また、NGT48メンバーが出演する「新潟開港150周年記念PRムービー」を製作。ムービーでは新潟港と深い関わりのある名所旧跡を紹介していて、楽しみながら新潟港の歴史を知ることができます。公式ホームページには、撮影地MAPも載っており、観光のきっかけにも一役買っています。

この事例のポイントは、グルメや音楽イベント、ブルーインパルスの展示飛行、NGTといった人気のあるものを取り扱うことで、普段フェリーに興味のない人にもアピールしている点です。イベントを楽しむことで、自然と海や船、新潟港への興味が湧くように企画されています。

社内向け周年事業イベント事例 


1. ヌーベルグループ30周年記念イベント


2017年に創業30年を迎えたヌーベルグループカンパニーは、同年7月に熱海後楽園ホテルを貸し切り記念イベントを開催。グループ社員とその家族合わせて330名が参加しました。

「30年という歴史を感じてもらい、次のステージに向けての節目にすること」と「心から楽しんでもらうこと」というコンセプトを実現するため、旅行要素を取り入れた “非日常型周年イベント”という方針で行われました。

パーティーはもちろん、バスでの移動中も楽しめるようさまざまな企画を実施。イベントの担当者は「参加者からの反響が大きく現場の社員から代表まで、幅広いメンバーに喜んでもらえて嬉しかった」と述べています。

特に、思い出を参加者同士で共有できるノベルティや画像共有サービス「スマラポ!」には、多くの喜びの声がよせられました。リアルタイムで撮った写真を共有できるので、参加者同士で盛り上がるきっかけとなりました。

このイベントのポイントは、「とにかく参加者に楽しんで欲しい」とさまざまな配慮をしたことです。例えば、仕事の負担にならないよう告知のタイミングに気を配ったことも、その一つ。参加者目線に立った運営が成功の鍵です。

2.日本ゴア社員向けファミリーイベント「ファミリーデー」

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アメリカにゴアが創業して60周年。それを記念して、日本ゴア初の家族向けイベント「ファミリーデー」が行われました。イベントの目的は、ゴアの従業員を支え続けてきた家族への感謝を示すとともに、仕事環境や業務内容を知ってもらい、でゴアへの理解を深めてもらうことです。

イベントでは子ども向けプログラムとして、1日社員入社式やゴアの技術的な核となるePTFEという素材の機能を体感できる実験コーナーを実施。大人向けプログラムとしては、日本ゴアが長年サポートしているプロ登山家・竹内洋岳氏による講演会を開きました。

社員からは好評で、「支えてくれている家族に、会社のことをより知ってもらう良い機会だった」「普段は交流のない社員とコミュニケーションを取れた」との声が寄せられています。

このイベントのポイントは、従業員の家族に焦点を当てたことです。会社のために従業員が貢献することを支えているのはその家族。家族の理解が会社の発展には不可欠です。また、家族の会社や仕事についての理解が深まることで、従業員のモチベーション向上にも繋がります。

他の会社はどんな企業イベントを?気になる方はコチラをどうぞ。


OURWORKS(イベント事例一覧)

まとめ


いかがでしたでしょうか。
周年記念イベントについて、イメージがつかめたかのではないでしょうか。

まとめると以下のようになります。
・2018年~2019年は“周年記念”のピークである
・周年記念イベントには対外向けと社内向けがある
・対外向け周年記念イベントは、自社の歴史や将来性のアピールになる
・社内向け周年記念イベントには、従業員に感謝を伝え、社内の結束を強める効果がある
・イベントの企画の際は、目的に合わせてイベント内容を組み立てる必要がある

最新の実例からも分かるように周年記念イベントの成功は、自社に非常に良い影響を与えます。イベントの目的やコンセプトをはっきりさせ、綿密に計画を立てることで、成功の確率はグッと上がります。

周年記念イベントは、対外向けにも社内向けにも、自社の魅力を伝える大きなチャンス。
自社が節目を迎えるという方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。


※₁ 2017年10月時点の企業概要データベース「COSMOS2」(約147万社収録)をもとに、創業年以降10年刻み(200周年超は50年刻み)で500周年までを抽出し、集計した結果


<参考>

周年事業ラボ~95年以上の老舗上場企業、2019年まで数のピーク~
帝国データバンク~2018年「周年記念企業」調査~

社員旅行net~会社の創立記念やお店の周年記念でイベントをする目的は?企画や予算は?~

PR TIMES~貝印創業110周年記念イベント「KAI BEAUTY LESSON」 ゲストにヘアメイクアップアーティスト小田切ヒロさんが登壇!~

日本商工会議所~7月14日、新潟開港150周年記念事業「Nii port」がスタート(新潟商工会議所)~

新潟商工会議所~新潟開港150周年記念PRムービー公開中!~

newsbase,inc.~イベント事例~

PR TIMES~日本ゴア、社員の家族向けイベント「ファミリーデー」を初めて開催~