社内の人間関係が大きく改善!?ランチ懇親会ってどんなもの?

社内コミュニケーション

仕事を早めに切り上げ、アフターファイブは同僚や上司と一緒に飲み歩く……。そんな光景を見かけたのはひと昔前の話。最近では、こうした終業後の飲み会を好まない社員も少なくありません。

その代わりに注目されているのが、昼食時にコミュニケーションをとれる「ランチ懇親会」です。

飲みニケーションは、なぜ嫌われる?

終業後に同僚や上司と一緒に飲みに行き、社内メンバーとの交流を深める飲みニケーション。これまでは、仕事の不満を解消したり、人間関係を円滑にしたりする効果があるとして重視されてきました。しかし最近では、以下のような理由から、その機会はぐっと少なくなりました。

1.プライベートな時間が減る

終業後に飲みに行くため、貴重なプライベートの時間が削られてしまうというのが、嫌われる理由のひとつ。特に、結婚していたり子どもがいたりする人にとっては、家族との団らんの時間は仕事同様に大切なものです。

2.翌日の仕事に支障が出る

どんなにセーブしていても、お酒を飲んだ翌日はなんとなく身体がだるくなりがち。週末ならともかく、平日の飲み会は翌日の仕事に影響が出るとして好まない人も少なくありません。

3.いつ終わるか分からない

夜は時間の制限がないため、いつまでもだらだらと続いてしまう危険性もあります。1軒だけと決めていても、その場の雰囲気で「もう1軒!」と言われてしまうと断りにくいことも……。帰りたいのに帰れず、うんざりした経験のある方もいるのではないでしょうか。

4.費用がかさむ

夜に飲みに行く場合、1軒あたりの予算は5,000円ほど。店によっては8,000〜10,000円というところも珍しくありません。飲み会のたびにこれだけの出費があると考えると、「もう行きたくない!」という気持ちになってしまうのもうなずけます。

ランチタイムに社員同士の親睦を深める

こうした飲みニケーションの問題点を解決できるとして、最近注目を集めているのがランチ懇親会です。

これはその名の通り、終業後の懇親会をランチタイムに行ってしまおうというもの。もちろんお酒を飲むわけではありませんが、プライベートの時間を削られることもなく、翌日の仕事に影響も出ないというメリットがあります。

スタイルとしては、ちょっと豪勢なランチを食べながら、社員同士の親睦を深めるのが一般的です。グルメクーポンサイトを運営する、ホットペッパーグルメリサーチセンターの調査によると、その平均予算は約2,600円で、開催場所のおよそ6割はレストランだといいます。

このくらいの予算であれば、夜の飲み会に参加するよりはリーズナブルです。さらに、ランチとしてならちょっと特別感のある食事が楽しめます。そのため、「夜の飲み会よりいい」「コストパフォーマンスがいい」として支持する人も少なくありません。

人間関係を育てるために社内制度化する企業も

最近では、このランチ懇親会を社内制度として取り入れた企業もあります。

ITベンチャー企業である株式会社キャリアインデックスでは、週に一度、従業員同士でランチに出かけるという取り組みを2013年から始めました。従業員同士といっても、一緒に行くメンバーは同社がプログラムしたシステムでランダムに選ばれます。4人1組のグループを無作為に抽出し、そのメンバーでランチを食べに行くというのがルールとなっています。

同社によると、ITベンチャーにとって大切なのは、新しいサービスを生み出すためのアイデアなのだとか。そうしたアイデアを生み出すためには、いつも同じ人とばかり話すのではなく、さまざまな人とコミュニケーションを取ることが大切になってきます。

もともとは、こうした仕事に良い影響を与えるとして始められた取り組みですが、最近では「他部署の人でも話しかけやすくなった」「仕事以外の話もできる」など、社内の人間関係が円滑になったとして、社員からは好意的に受け止められているようです。

ランチ懇親会なら、誰でも気軽に参加できる!

お酒を飲めない人や家族がいる人が、終業後の飲み会に参加するのはちょっとハードルが高いもの。しかし、ランチ懇親会ならそうした心配もなく、気軽に参加できることも大きなメリットです。社内の人間関係を円滑にするために、あなたの会社でもランチ懇親会を始めてみてはいかがでしょうか。

 

参考: