会社で昼寝…ではなくパワーナップ!20分の仮眠で効率アップ!

社内コミュニケーション

昼食後や終業前の何時間か、妙に眠たくなる時間帯ってありませんか? 眠いのに無理に仕事をすると、効率が悪くなるだけでなく、ミスも増えてしまいます。個人にとっても会社にとっても良いことはないはずなのに、就業中に寝るのは許されない雰囲気……。

「たった20分でも寝られれば、もっと満足のいく仕事ができるのに!」そんな風に考えたことがある人に朗報です! 実は最近になって、就業中の昼寝を社内制度として認める動きがあるのです。

就業時間中に眠くなるのは自然なこと!?

眠いまま仕事をしていては非効率。そんな認識から、最近になって就業中の昼寝を社内制度化する企業が少しずつ増えているそうです。この制度は「パワーナップ(Power Nap)」とも呼ばれ、注目を集めています。

もともと、人は食事後に眠たくなるよう作られているといわれています。それは、胃の中にある食べ物を消化するために、体内の血液が消化器官に集中してしまうことが原因なのだとか。また、食後は血糖値が上昇し、高血糖気味になるため眠気やだるさを感じやすい状態になるともいわれています。

このように考えると、就業中に眠くなるのは自然なこと。いくら就業時間だからといって、あくびをかみ殺しながら仕事を続けるメリットはあまりないのです。

こうした事情もあってか、ヨーロッパの一部の国では「シエスタ」といって昼間の休憩を長く取る習慣があります。個人商店や官公庁、一部の企業などでは3時間ほども昼休みをとるケースもあり、昼寝をしたり、のんびりとランチをとったりしてリフレッシュし、午後の仕事に備えるのです。

仮眠は“15時までに20分”がベストタイム!

個人差はありますが、こうした仮眠は12〜15時くらいの間に、20分ほど取るのが良いといわれています。これ以上お昼寝をしてしまうと、かえって眠りが深くなりすぎてしまい、起きた時にだるさを感じてしまいます。

また、あまり遅い時間に仮眠を取ってしまうと、夜の睡眠に影響を与えてしまうこともあります。そのため、仮眠はできるだけ15時くらいまでに取るのがよいとされています。

日本でも導入されている

就業中に会社で昼寝ができるという、このパワーナップ制度。文化の異なる外国だけの制度かと思っていたら、実は最近になって、日本でも導入している企業が増えています。

ケータリングサービスを手がけるスターフェスティバル株式会社も、そんな企業のひとつ。

同社では、「スタフェス・シエスタ」という名前で1日30分までの仮眠を認める社内制度を導入しています。短い時間の昼寝は身体に良く、頭をスッキリさせる効果があるとして、社員の健康と業務効率の2つの側面から採用されました。

同社の社内には、昼寝をしやすいように専用のスペースがあり、間仕切りのあるソファや、マッサージチェアまで用意されているということです。同社では、これを福利厚生の一環として実施しているのだとか。こんな制度があったら、午後の仕事もバリバリと頑張れそうです。

 少しの睡眠は、仕事の効率をアップさせる。このことは誰もがうすうす感じていることではありますが、一部では「サボっている」と見られることもあり、このパワーナップ制度が浸透するのには少し時間がかかるかもしれません。

こうした誤解を生まないよう、まずはパワーナップ制度を導入することのメリットを浸透させることが重要なのかもしれません。もちろん、サボっていると言われないよう、「ただのお昼寝ではなく、業務効率を上げるための仮眠」であるという意識を持つこともお忘れなく!

参考: